ラジャカジャの逆噴射ブログ2

予想を中心とした競馬情報サイトを目指します。

重賞展望

阪急杯2017、出走予定、データ予想的にはシュウジ軸で間違いなさそうだが・・・

ラジャカジャです。
今日は阪急杯2017について見ていきたいと思います。
過去10年のレースデータから出走予定馬の中で狙える馬はどれか?を
見ていきたいと思います。


阪急電車
スポンサードリンク

目次

出走予定馬
過去レースデータ
まとめ

出走予定馬

登録してきたのは14頭。
フルゲート18頭なので全馬出走可能です。
馬名と斤量、騎乗予定騎手は以下のとおり。
阪急杯2017 出走予定馬ヴァイサーリッター56.0 未定
カオスモス 56.0 未定
シュウジ  57.0 川田将雅
ダイシンサンダー 56.0 浜中俊
テイエムタイホー 56.0 池添謙一
トーキングドラム 56.0 幸英明
ナガラオリオン 56.0 国分優作
ヒルノデイバロー 56.0 古川吉洋
ファインニードル 56.0 未定
ブラヴィッシモ 56.0 武豊
ミッキーラブソング56.0 松若風馬
ムーンクレスト 56.0 藤岡佑介
メドウラーク 56.0 S.フォーリー
ロサギガンティア 56.0 四位洋文

前走阪神カップ組2頭と前走シルクロードS組が5頭。
前走OPクラスで勝った馬はいないので主力はこの2レースに出ていた馬か。
そうなると必然的に前走阪神カップを勝ったシュウジに人気が集まりそうですが。
以下人気上位に支持されそうな馬を軽く解説してみたいと思います。

シュウジ
前走の阪神カップで7番人気の低評価ながらミッキーアイル、イスラボニータ、ダンスディレクターらを負かして勝利。
2走前のスプリンターズSでも勝ち馬と0秒1差の4着と好走しており
短距離路線ではトップクラスの馬と言っていいでしょう。
高松宮記念に向けて勝って弾みをつけたいところ。

ロサギガンティア
前走の阪神カップ5着と振るわなかったが一昨年の阪神カップを勝つなど
1400m戦では6戦して2勝3着2回と好走が目立つ。

ブラヴィッシモ
前走シルクロードS9着。
重賞勝ちはないが昨年の阪急杯で3着と好走。
阪神1400mで2勝するなどコース適正は高い。

ミッキーラブソング
前走ニューイヤーステークス8着。
この馬も重賞勝ちはないが昨年の京都金杯3着、阪急杯4着と重賞での好走歴がある。
近走は成績が振るわないが力はあるので状態が良ければ上位争いに加わってくる可能性あり。

ムーンクレスト
前走京都金杯15着。
前走は大敗したが3走前のスワンSでは勝ち馬サトノアラジンと0秒4差の5着と善戦。
この時にフィエロ、アルビアーノに先着している。
5走前の仲秋ステークスでもブラヴィッシモに負けるもクビ差の2着と好走しており
このメンバーに入っても実力差はそれほどない。

その他にも前走シルクロードS4着のヒルノデイバローや
昨年の京都金杯2着のテイエムタイホーなどがいます。
普通に考えたら勝つのはシュウジだろうと思いますがこの馬も凡走する時も結構あるので
展開次第では波乱があってもおかしくはないと思います。
スポンサードリンク

過去レースデータ

過去10年(2007年~2016年)のレースデータから馬券のヒントになりそうなデータを抜き出し
狙える馬を探してみたいと思います。

・人気上位馬で決まる傾向が高い
人気別成績を調べると
1番人気は2勝2着2回3着1回の成績で勝率20%連対率40%複勝率50%と
信頼度としてはそれほど高くありません。
ただ1番人気~4番人気までの馬が10勝2着7回3着3回とあるように
人気上位馬の組み合わせで決まる傾向が高いレース。
事実、過去10年で7回は1番人気~4番人気の馬による馬連決着でした。
人気 着別度数
1番人気 2- 2- 1- 5/ 10
2番人気 3- 1- 2- 4/ 10
3番人気 2- 2- 0- 6/ 10
4番人気 3- 2- 0- 5/ 10
5番人気~9番人気 1- 2- 6- 41/ 50
10番人気以下 0- 0- 1- 71/ 72
逆に10番人気以下の馬は過去10年で3着が1回あるのみ。
今年は登録馬が14頭と例年に比べて出走頭数が少ないので
データ的に見ても二桁人気馬は軽視していいでしょう。

・前走阪神カップ組が有利
前走クラス別成績を調べると下記の表にあるとおり
前走重賞に出ていた馬が圧倒的に有利。
連対した20頭は全て前走重賞組とハッキリしたデータが出ている。
前走クラス 着別度数
1600万下 0- 0- 1- 12/ 13
OPEN特別 0- 0- 1- 31/ 32
G3 5- 6- 4- 62/ 77
G2 4- 3- 3- 13/ 23
G1 2- 0- 1- 13/ 16
レース名別に調べると最も好走率が高いのは阪神カップ組
のべ21頭が参戦し4勝2着3回3着3回の成績で
勝率19.0%連対率33.3%複勝率47.6%とかなりの好成績。
逆にシルクロードS組はのべ20頭が参戦し1勝2着1回の成績。
勝率5.0%連対率&複勝率10.0%と好走率は低い。
シュウジ、ロサギガンティアにとっては追い風となるデータ。

・前走6着以下の馬
前走の着順別成績を見ると前走1着馬は2勝2着1回3着3回の成績。
勝率8.0%連対率12.0%複勝率24.0%とそれほど好走率は高くありません。
むしろ前走2着馬の方が勝率22.2%連対率33.3%複勝率44.4%と好走率が高いです。
前走着順 着別度数
前走1着 2- 1- 3-19/25
前走2着 2- 1- 1- 5/ 9
前走3着 2- 0- 0- 9/11
前走4着 0- 3- 0- 7/10
前走5着 0- 0- 2-11/13
前走6着以下 5- 4- 4-81/94
面白いのは前走6着以下に敗れた馬
5勝2着4回3着4回の成績でここ3年で4頭が連対しています。
前走重賞レースに出ていた馬で6着以下に敗れた馬となると
今回該当するのは
カオスモス
ダイシンサンダー
テイエムタイホー
ブラヴィッシモ
ムーンクレスト

・キンシャサノキセキ産駒が好走
過去3年(2014年1月~)の阪神芝1400mの種牡馬別成績を調べますと
出走予定馬に該当する種牡馬で最も好成績なのは
キンシャサノキセキ産駒で勝率10.5%連対率21.1%複勝率28.9%
勝率&連対率は共に優秀でシュウジにとってもプラスのデータ
逆にフジキセキ産駒は勝率5.6%連対率9.3%複勝率13.0%と好走率は低め。
ただロサギガンティア自身はこのコース勝っていますからあまり気にしなくてもいいかも。
その他で目を惹くのはファストネットロック産駒。
3勝2着1回3着2回の成績で勝率30.0%連対率40.0%複勝率60.0%と驚異的な数字。
ただこれはブラヴィッシモ1頭による成績(2勝3着2回)が大きいので
産駒としてと言うよりブラヴィッシモが得意といった方が正しいかも。

まとめ

データ的にみてもシュウジの馬券圏内はほぼ堅そう。
この馬軸で買えば当たりそうですが個人的にこの馬とは相性が悪いので
すんなり本命にはしたくない。
(本命にすると外れ、消すと馬券に絡む)
なので今のところは前走の末脚が目立ったヒルノデイバロー、
このコース得意なブラヴィッシモ、
前走大敗も実力的にそれほど差はなさそうなムーンクレストのどれかを
本命にしようかなと思っていますが最終的にはシュウジを本命にしてしまうかも。
スポンサードリンク

-重賞展望