中山記念2017、追い切り診断、カデナは好気配、その他良く見えた馬は・・・
ラジャカジャです。
今日は中山記念に出走する馬の追い切り診断をしていきます。
登録した中からサンライズソア、ブレスジャーニーが回避し12頭立てのレースとなりました。
ブレスジャーニーが出てくればかなり盛り上ると思ったのですが、まあ仕方ないですね。
前走の走りからここで勝てばクラシック候補の有力馬になりそうなカデナ
中山コースで重賞連勝を狙うコマノインパルス
デビュー以来無傷の3連勝を狙うダイワキャグニー
エピファネイア、リオンディーズといった兄達に肩を並べるためにも
ここはどうしても皐月賞の出走権利が欲しいグローブシアターなど
有力馬の追い切りがどうだったのか?じっかり見ていきたいと思います。
またそれ以外の馬で好調そうに見えた馬もチェックしたいと思います。
JRAのオフィシャルで美浦トレーニングセンターについての動画解説がUPされていました。
5分半程度の長さですがコンパクトにまとめられて分かりやすいです。
水に浸かりながらのウォーキングマシーンがあるなんて知りませんでした。
機会があれば一度見学に行って見たい。
美浦トレーニング・センターの施設と調教コース
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目次
弥生賞2017 追い切り診断まとめ
弥生賞2017 追い切り診断
カデナ最終追い切り栗東坂路4F54.4-12.8
単走追い。
終始馬なりでしたが軸がブレずに走れていましたし
スピード感もあって雰囲気も良かったと思います。
1週前追いでは同じく栗東坂路で目一杯に追われて4F53.4-12.6
馬場のコンディションが悪かったことを考えれば悪くない時計。
あくまでも先を見据えた作りで追い切りはやり過ぎず余裕残しの馬体に見えますが
気配はすごくいいと感じました。
これまで使った4レース全てで上がり3Fはメンバー最速の時計で走っていますので
とにかく追ってからの脚は堅実。
今回も末脚を活かした競馬をするでしょう。
ここを勝つようならばクラシック候補に躍り出そうですが
どうなるでしょう。
コマノインパルス
最終追い美浦南W5F68.3-13.5
2頭併せ併入。
時計は平凡も動きは悪くない。
1週前追いで南W5F65.4-12.8と一杯に追っているので
最終は調整程度の動きだったか。
状態は悪くないものの何となくインパクトに欠ける動き。
ダイワキャグニー
最終追い美浦南W6F81.2-12.8
時計は優秀。
VTRで見ても安定したフォームでしっかりと走れている。
ストライドの長い走法なので中山よりは東京向きな感じがしますが
状態は前走以上と見てよさそう。
グローブシアター
最終追い切り栗東CW5F69.8-11.6
3頭併せ併入。
3頭が併走する形で直線に入り前脚でパワフルに砂を掻くなどやる気を漲らせていた。
外を走っていた馬にアタマ差ほど遅れたが馬の動きを見る分マイナス材料にはならない。
1週前追いでは坂路で4F55.5-12.6と馬なり調教。
そこまで強い負荷をかけた調教はしていないですね。
競馬関係者の話ですと兄のエピファネイア、リオンディーズは気性難でしたが
この馬はいたって大人しく冷静なタイプだそう。
陣営も無理に仕上げたりせずじっくり成長を促している感じに見えます。
鞍乗も川田騎手を配してきましたし(川田騎手は日曜は中山で2鞍のみの騎乗)、
ここで3着以内に入れなければ賞金的に見て皐月賞へは出れないでしょうから
陣営の勝負気配も高いと思います。
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ダンビュライト
最終追い栗東坂路4F51.1-12.9
2頭併せ1馬身遅れ。
鞍乗は目一杯追ってステッキも入れるなどかなり負荷をかけた調教。
併せ馬で遅れを取りましたが併せた馬が攻め駆けするプレシャスルージュ(5歳1000万下)でしたし、
鞍乗も体重の軽い松若騎手が乗っていたので遅れたこと自体は気にしなくていいでしょう。
全体時計51秒1はこの馬の自己ベスト更新ですしこの馬ベースで考えれば状態はすごく良いのでは?と思います。
ただこの馬に関しては以前から他馬を気にするそぶりがある馬で
今回の追い切りに関しても交わされても食らい付くなどの抵抗すらせず
淡々と自分の追い切りを消化したという風に見えるので
レースで併せ馬になった時に根性を出して走れるか?という懸念があります。
先行して早めに先頭に立って押し切るという競馬が理想ですがそう上手く行くかどうか。
ベストアプローチ
最終追い栗東CW5F68.8-12.0
戸崎騎手を背にパートナーを2馬身先行させる形でスタート。
直線に入ると馬なりのまま交わしてフィニッシュ。
時計も速いですし反応も良かったと思います。
前走は6着に敗れましたが勝ち馬と0.4差と着順ほど差はないですし
単純に左回りのワンペースが合わなかったのかもしれません。
追い切りで戸崎騎手をわざわざ栗東に呼ぶ等陣営もかなり期待している馬。
父ニューアプローチは現役時代に英ダービーを勝つなどGI5勝を挙げた馬。
重馬場に強く距離適正も1400m~2400mと広範囲で活躍しました。
まだ日本では数える程度の産駒しか走っていませんが
今後産駒も増えるでしょうし、名前くらいは覚えておいた方がいいでしょう。
他ではラストの伸びが秀逸だったマイスタイル
美浦坂路4F52秒7と好時計のディアシューター
美浦南Wで僚馬バリングラと併せ圧倒したサトノマックスらも状態良く好調そうにみえました。
まとめ
すごく良いと思えるような馬は見当たりませんでしたがまずまずの動きをしている馬が多かった印象です。
順番をつけるなら
カデナ
ダンビュライト
ダイワキャグニー
グローブシアター
ディアシューター
サトノマックス
マイスタイル
ベストアプローチ
の順でしょうか。
正直本命をどの馬にするか?まだ判断しかねる状況。
カデナは人気になってしまうのでこの馬から買っても妙味感じないので本命にはしません。
実際の人気がどうなるか分からないので枠順と実際のオッズを見てから決めたい。
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