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重賞展望

大阪杯2017、追いきり診断、マカヒキ動き良化!キタサンブラックまずまずの動き

ラジャカジャです。
今日は大阪杯2017に出走する馬の追いきり診断をしていきたいと思います。
休み明けとなるキタサンブラックの状態はどうか?
ひと叩きされたマカヒキの上積みはどこまであるのか?
連勝で勢いに乗るサトノクラウンの仕上がりはどうか?
はたまた人気薄の中で大きな上積みを感じさせる馬はいるか?など
あくまで個人的見解ではありますが
状態の良し悪しをジャッジしていきたいと思います。


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目次

追い切り診断
まとめ

追い切り診断

キタサンブラック
最終追い3/29栗東CW6F83.7-11.9
2頭併せ半馬身遅れ
パートナーのアキトクレッセント(5歳1600万)を3馬身ほど先行させる形でスタート
直線で強めに追われましたがクビ差届かずゴール。
これまでもCWで併せ馬をする時は半馬身ほど遅れをとったりしているので
先着された事自体は何ら問題ないと思います。
時計も出ていますし状態は悪くないでしょう。
ただVTRで見た感じそこまで負荷をかけた追い切りではありませんでしたし
スピード感もイマイチに思えたのでまあ8~9割くらいの仕上げかな?という印象です。

マカヒキ
最終追い3/29栗東坂路4F51.6-12.3
2頭併せ3馬身先着
僚馬ジュンスパーヒカル(5歳1000万)を3馬身先行させる形でスタート
ラスト1Fで加速し一気に突き離してのゴール
追ってからの反応の良さが見られひと叩きされた効果が十分に見てとれました。
ただダービーの時の凄みさえ感じた追い切りと比べるとまだ物足りない感じ。
とは言えここまで動けているなら今回は勝負になると思います。
ただ前走の京都記念のレースVTRを食い入るように何度も見直しましたが
個人的にはこの馬は距離は1600mくらいがベストではないかと思います。
最後に伸びを書いたのは休み明けの影響というだけでなく距離が長かったのが原因では?と思います。
この馬の兄弟を見ても全姉のエンドレスノット、ウリウリ、スウィートレイラニは
みな1600mあたりを主戦場に戦っていましたしウリウリに関しては1200mで重賞を勝つなど
スプリント色の強い馬でした。
ダービーを勝ったことでこの馬は中距離馬と思われがちですが
血統的にはマイラータイプじゃないかと思います。
だからこそ凱旋門賞で大敗し京都記念でも最後伸び切れなかったのだと思います。
そういう意味では今回は2000mのレースでしひと叩きされて状態面も上積みが見込めますが
距離はまだ長いのでは?と内心思っています。

サトノクラウン
最終追い3/30美浦南W4F54.2-12.6
2頭併せ半馬身先着
僚馬ウムブルフ(4歳1600万)との併せ馬で終始馬なりながら半馬身先着。
VTRを見ても重心が低く地面をしっかりと掻くように走っていて
相変わらず好調さが感じられる動きでした。
香港ヴァース、京都記念と連勝した勢いは伊達ではないでしょうし
鞍乗がM・デムーロ騎手というのも怖い。

ヤマカツエース
最終3/29追い栗東CW6F80.3-11.9
単走追い
馬場の外目を通り直線に入ってからは強めに追われラストは12秒を切ってきました。
前走は休み明けでやや太めでしたが今回は馬体も絞れたようで
VTRで見ていてもシャープな動きに見えました。
大きな上積みがあるようには感じませんが好仕上がりでしょう。

アンビシャス
最終追い3/29栗東坂路4F51.6-12.8
2頭併せ併入
僚馬アードラー(3歳500万)を1馬身ほど先行させゴール前は激しく追われましたが交せずにフィニッシュ。
脚色はアンビシャスの方が良かったですがアードラーは終始馬なりでしたから
それを交すことが出来なかったのは印象としては悪い。
VTRで走りを見てもどことなく浮ついている感じ。
昨年のこのレースの勝ち馬ですが追い切りを見た限り消してもいいかなと思う。
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ミッキーロケット
最終追い3/29栗東坂路4F52.4-12.1
2頭併せ併入
僚馬アルティマブラッド(5歳1600万)を3馬身追走する形でスタート
最後は強めに追われて併入しました。
併せた馬は坂路駆けするタイプなので先着できなかった事は問題ないでしょう。
ただ走っている時のバランスが悪く左にモタれそうななっていたのは気がかり。
でもまあ気になる程度のものでしたし1週前追い切りでは
アンビシャスと併せ直線で置き去りにするなど状態は良好。
前走でのスタートの悪さをを修正すべく中間はゲート練習を取り入れるなど
抜かりなくやっているので今回は期待できそう。

ステファノス
最終追い3/30栗東CW5F65.4-12.1
2頭併せ3馬身先着
僚馬ファントムライト(8歳OP)を4馬身ほど先行させる形でスタート
直線の入りで後ろに取り付き直線で鞍乗が促すと一気に抜き去り
3馬身ほど先着してゴール
前走でも馬体は仕上がっていたが1度叩かれて更に良くなった印象。
いかにも叩き良化型といえる馬で態勢は整った感じ

マルターズアポジー
最終追い3/29美浦南W5F68.4-12.5
単走追い
直線でステッキが入るなどかなり負荷の掛かった内容でしたが
馬の気配も良く前走から更に上積みを感じさせる内容でした。
ダービー卿チャレンジTとのダブル登録でしたのでおそらくは
ダービー卿チャレンジTに出るものと考えられていましたが意外にも大阪杯を選択してきました。
デビューして19戦全てハナを切ってきた馬で
主戦の武士沢騎手をして「初速が他の馬と違う」と言わしめるほどの快速馬。
前走の小倉大賞典では最初の1000mが57秒6という超ハイペースで逃げ
直線では更に後続を突き離して快勝。
2走前に有馬記念で15着と大敗しましたがその時は距離が長すぎてのもので
この馬本来の適正距離ではありませんでした。
おそらくダービー卿チャレンジTに出ていれば重賞連勝の可能性は高かったでしょう。
それを敢えてGIにぶつけてきたのは陣営としても「勝負になる」と判断したからでしょう。

サクラアンプルール
最終追い3/29美浦南W6F86.4-12.6
2頭併せ半馬身先着
調教内容としては前走と全く一緒。
併せ馬で最後詰め寄られましたが追い切り自体は負荷の掛かった内容のあるものでした。
状態は特別良くなったとは感じませんが引き続き好調と言っていいでしょう。

ロードヴァンドール
最終追い3/29栗東CW6F84.9-12.0
2頭併せ2馬身先着
僚馬マテンロウハピネス(1600万下)の2馬身先を行く形でスタート
直線の入りで並ばれましたが直線で強めに追われ2馬身半突き離してのゴール
非常に内容のある追い切りを消化したと思います。
当初は消す予定でしたが「この動きならひょっとしたら・・・」と思わせるような好仕上がり。

スズカデヴィアス
最終追い3/29栗東CW6F82.8-12.0
単走追い
馬なりで直線に入ってから強めに追われる内容。
若干フワフワしたところもありましたが最後までしっかり走っており
状態としては前走のデキをキープしている印象

ディサイファ
最終追い3/29美浦坂路4F53.7-12.5
単走追い
やや堅い感じのフォームでしたが走るバランスは安定しており
久々のレースなりますがそこまで動きが重いとは感じませんでした。
まあここを叩いて次走どこまで変わってくるか?でしょう。

モンドインテロ
最終追い3/29美浦南W5F69.0-13.0
3頭併せ併入
VTRで見る限り併せた3頭の中では1番脚色が良く見えました。
このメンツが相手では格落ち感は免れませんが
状態だけで見ればベスト5に入るくらいの仕上がりと思います。

アングライフェン
最終追い3/29栗東坂路4F54.8-12.2
単走追い
終始馬なりでしたがリズムよく走れていましたし
状態に関しては問題ないと思います。
まあ状態以前にレベル自体が問題かと思いますが。

まとめ

よく見えた順で名前を挙げると
マカヒキ
ロードヴァンドール
サトノクラウン
ステファノス
モンドインテロ
マルターズアポジー
サクラアンプルールといった感じ。
特にマカヒキ、ロードヴァンドール、サトノクラウンの3頭は前走からの上積みは確実にあると感じました。
キタサンブラックは休み明けな分割引きましたが動きは悪くなかったです。
逆にちょっと心配なのはアンビシャス
力的にはここを勝ってもおかしくない器ですが追い切りの動きは正直不満です。
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