桜花賞2017、出走予定、考察①ソウルスターリングは磐石か?
ラジャカジャです。
今日は9日(日)に阪神競馬場で行なわれる牝馬クラシック第1戦
桜花賞2017を見ていきたいと思います。
今年はソウルスターリングの圧倒的な1番人気が予想されますが
素直にこの馬を本命視していいのか?
はたまた負かす可能性のある馬はいるのか?
出走予定馬の中で馬券に絡めそうな馬はどれか?
などをじっくり考察していきたいと思います。
一日では時間が足りませんので今日と明日の二本立てでいきたいと思います。
取り合図今日は人気馬の考察をしていきたいと思います。
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目次
出走予定馬有力馬解説
出走予定馬
登録してきたのは全部で22頭馬名と斤量、騎乗予定騎手は以下のとおり
桜花賞トライアルで出走権を得た馬が揃って出走
これに前走朝日杯FSで1番人気に支持されていたミスエルテも参戦と
出るべき馬がみな出てきたという感じ。
欲を言えばフラワーカップを制したファンディーナが出てくれば完璧ですが
まあそれでもGIレースとして文句のないメンバーが揃いました。
騎手に注目してみると前走重賞制覇したアドマイヤミヤビ&カラクレナイの鞍乗が今回乗り替わり。
アドマイヤミヤビがルメール騎手→M・デムーロ騎手
カラクレナイがM・デムーロ騎手→田辺騎手
このあたりの裏事情はよく分かりませんがアドマイヤミヤビ陣営にとっては文句のない人選ですね。
有力馬解説
ソウルスターリング昨年の2歳女王で前走のチューリップ賞も圧勝
特に前走の勝ち時計1分33秒2というのは一昨年にジュエラーとシンハライトが出したレコード(1分32秒8)に次ぐレコードでした。
この当時の馬場は異常なまでの高速馬場でプラス2頭がゴール前激しく叩きあって出た時計。
対して今回のソウルスターリングはそこまで高速馬場ではありませんでしたし
直線で勝利を確信して最後は手綱を緩めてのゴールしました。
なので時計の価値としては一昨年とほぼ変わらないと思います。
2走前の阪神JFの勝ち時計を0秒8も上回っていますし、休み明けでこの時計を出した事が大きい。
ひと叩きされた今回は気象条件にもよりますが
桜花賞レコード(1分33秒3)を更新する可能性はかなりありそう。
因みにこのレースは昨年(メジャーエンブレム)、一昨年(ルージュバック)と関東馬が1番人気になって裏切っているレース。
そういう意味では今回も関東馬ソウルスターリングが1番人気になるとあって
「今回もそうなる(裏切る)んじゃないの?」という不安が過ぎりますが
前の2頭は桜花賞のトライアルレースを使わずに桜花賞に参戦していました。
それに対してソウルスターリングはしっかりと桜花賞トライアルのチューリップ賞を使っていますし
阪神でのコース実績も十分ありますから比較にならないでしょう。
出てくれば最大のライバルだったファンディーナが皐月賞に回ったことから
ほぼ勝利は堅いのでは?と思います。
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アドマイヤミヤビ
このソウルスターリングの相手筆頭と考えられているのがアドマイヤミヤビ
前走のクィーンカップでは上がり3F33秒6のメンバー最速時計を出して勝利。
3連勝で重賞制覇となりましたがこの馬が評価されているのは
2走前の百日草特別
このレースでは後に弥生賞を勝ったカデナやスプリングS2着のアウトライアーズといった
牡馬の強豪が出ていましたがそれらを相手に正攻法の競馬をして勝利。
ソウルスターリングと未対決というのもあって「負かすとしたらこの馬ではないか?」
という期待感があります。
ただこの馬の兄弟を見るとグランアルマダ、ミッキーシャンティは共に2000m以上の距離で好走している馬です。
前走クィーンカップを勝ってはいますがカデナを倒した百日草特別も2000mのレースでしたし
この馬のベストは2000m以上のレースではないかと思います。
3歳牝馬同士のレースですから少々距離が短くてもポテンシャルの高さで走ってしまってもおかしくないと思いますが
ソウルスターリングを逆転できるか?というとそこまでの器ではないように思います。
ただ鞍乗は大舞台に強いM・デムーロ騎手ですから1発の魅力はありそう。
リスグラシュー
前走のチューリップ賞ではソウルスターリングに遅れを取りましたが
2走前の阪神JFでは大外一気の差しで上がり3Fはメンバー最速の時計をマークして2着。
ソウルスターリングに負けはしましたが内、外の差で負けた印象で
力量的には同等と感じました。
こちらもアドマイヤミヤビと同じハーツクライ産駒ですが兄弟を見ると
1400m~1600mでの好走実績があるのでこちらはマイル向きと考えていいでしょう。
前走は直線思ったほど伸びませんでしたが叩いた今回は変わってくるでしょうから
改めて期待してみたい気持ちもあります。
ただ前走の競馬ぶりを見るとこの馬もソウルスターリングを逆転できるか?というと厳しいと言わざるをえないでしょう。
取り合図今日はここまでにしておきます。
明日はそれ以外の馬を見ていきたいと思います。
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