(レース回顧)日本ダービー2017、レイデオロ快勝!今週は安田記念!
ラジャカジャです。
昨日行われた日本ダービー2017のレース回顧と今週の予定を書いていきたいと思います。
その前に昨日のブログ予想ですが3戦0勝でした。
先週に続き今週もショボイ予想をしてしまいました。
ダービーはいいとしても
目黒記念は少々カフジプリンスに肩入れしすぎました。
しかし昨日はルメール騎手がおいしいところを全部持っていきましたね。
3週連続GI制覇でおまけに目黒記念も人気薄で勝つなど
「どんだけ儲けんだよ」って感じですね。
昨日は現地観戦してきましたが
人が多くて最初は馬券買いも大変でしたが
ダービーのレース間際は逆に券売機の前は人が少なくなっていました。
どうやらレースを外でフェンス越しに見たいために
馬券は早めに買って外に移動する人がほとんどだったからのようです。
有馬記念の時はレース間際に買おうとすると
券売機の前に行列ができて間に合わない可能性が高いのですが
現地でGIが行われる場合は逆の現象が起きるみたいです。
新しい発見でした。
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(レース回顧)日本ダービー2017
勝ったのは2番人気レイデオロでした。鞍乗のルメール騎手は
ヴィクトリアマイル(アドマイヤリード)、オークス(ソウルスターリング)に続く
3週連続のGIレース制覇、
管理する藤沢和調教師はオークス、ダービーを同年に制覇するという偉業を達成しました。
振り返れば昨年の2歳戦も牡馬、牝馬共に藤沢和調教師の管理馬が勝利していましたから
今年のクラシックは藤沢和調教師が主役みたいなものでした。
勝ち時計2分26秒9というのは不良馬場だった2009年、2011年を除けば過去10年で最も遅いタイム。
同じ日に行われた東京8Rの青嵐賞(1000万円クラス 距離2400m)の勝ち時計が
2分23秒8でしたので異常なまでに時計の遅いレースでした。
その原因は1にも2にも逃げたマイスタイルの横山典騎手でしょう。
前回の皐月賞ではよく分からない中途半端な位置取りで競馬していたため見せ場なく大敗しましたが、
今回は初めから逃げると決めた乗り方をしていました。
最初はトラストが競りかけて来ましたが、すぐに自重したために
マイペースの逃げを打つ事ができました。
ただ前半の1000mが1分3秒2というまるで新馬戦のような超スローペースで逃げたのは
横山典騎手ならではの奇策と言ってもいいと思います。
これで直線だけのヨーイドンという競馬になってしまったので
アドミラブル、サトノアーサーなどは完全に脚を余した形となりました。

ルメール騎手の好判断
そんな展開の中いち早く動いたのが勝ったレイデオロでした。スタートしてからしばらくは中段より後方で競馬していましたが
ペースが遅いと感じ取るとルメール騎手は前半の1000mを通過する手前から進出開始。
一気に逃げるマイスタイルのすぐ後ろまでポジションを上げてきました。
結果的にはこれが勝因でした。
常識的に考えればこんなに早い段階で馬を行かせるのは
ありえないのですが
勝利ジョッキーインタビューで「馬がすごくリラックスしていたので」と話していたので
馬の状態の良さを感じたので早めに動いても
最後まで押し切れると読んだのかもしれません。
直線で早々に先頭に立ちましたが
後ろから猛然と伸びてきたスワーヴリチャードが迫ってくると再び脚を伸ばし
並ばせる事すらさせずそのままフィニッシュ。
ルメール騎手の好判断もありましたが
正にダービー馬と呼ぶに相応しい強い勝ち方でした。
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意地は見せたスワーヴリチャード
2着のスワーヴリチャードはスタートしてからは一貫して内目の6、7番手で折り合い競馬していました。
直線に入って外に持ち出してからの伸びが素晴らしく
やっぱり左回りのコースが合っているなと感じました。
四位騎手も「勝てる」と感じた瞬間があったかもしれませんが
併せに行って並ぶ事すら出来なかったので
これは実力負けといって言いでしょう。
位置取りが全てだったアドミラブル
3着アドミラブルは4コーナーで12~13番手という位置取りが全てでしょう。せめて7~8番手くらいにまでポジションを押し上げていたら
勝っていたのはこの馬だったかもしれません。
最後は猛然と追い上げてきていただけにこれは残念というほかないです。
正に横山典騎手のマイスタイル
4着に粘ったマイスタイルは横山典騎手の作戦に尽きます。ただ追い切り診断でもA評価にした馬なので
馬の状態+騎手の好騎乗が合わさって実力以上の結果を出したと思います。
なのでこの馬に先着した3頭は本当に強かった馬なんだと思います。

力不足だったアルアイン
皐月賞馬アルアインもよく頑張っていましたが直線で前を走っていたスワーヴリチャードに突き放されたばかりか
後ろにいたアドミラブルに並ぶ間もなく交されてしまったことを考えると
東京の2400mを勝つには力不足でした。
あまりに無策だったサトノアーサー
5番人気で10着と敗れたサトノアーサーはスローペースで展開が向かなかったのが主な敗因でしょう。
ただ全く上位争いに加われなかったので
川田騎手ももう少し積極的な競馬をすべきだったと思います。
今週の予定
今週から阪神開催が始まり、東京との2場開催となります。重賞レースは6月3日(土)に阪神で鳴尾記念
6月4日(日)に東京でGI安田記念がおこなわれます。
昨年のスプリンターズSを制したレッドファルクス
大阪杯2着のステファノス
昨年の勝ち馬ロゴタイプに前走久々に勝利を挙げたイスラボニータ
明け4歳のエアスピネルに実力馬アンビシャス
更にはマイル5戦全勝のグレーターロンドンなど
素晴らしいメンバーが揃いました。
また5月31日(水)には浦和競馬場で交流重賞
さきたま杯が行われますのでそちらの予想もしていきたいと思います。
最後に昨日食べた西海ラーメンは美味しかったです。

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