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重賞展望

安田記念2017、出走予定馬、大阪杯組、香港馬はどうか?さきたま杯予想

ラジャカジャです。
昨日に引き続き安田記念2017についての考察をしていきたいと思います。
昨日はイスラボニータ、エアスピネルについての
個人的見解を述べましたので
今日はそれ以外の馬について述べていきたいと思います。

また本日は浦和競馬で交流重賞
さきたま杯が行われますので
そちらの予想もしていきたいと思います。


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大阪杯組について

今年からGIに昇格した大阪杯からは
2着ステファノス
5着アンビシャス
10着ディサイファの3頭がエントリー

GⅡ時代の頃のデータではありますが
過去10年で6頭が安田記念に参戦し
2014年ショウナンマイティ3着
2013年ショウナンマイティ2着
2009年ディープスカイ2着
の計3度(2頭)馬券に絡んだ過去があります。

ステファノスは前走の大阪杯では1番人気キタサンブラックのすぐ後ろに付け徹底マーク。
直線では追ってからの反応の差は歴然で
1度はキタサンブラックに完全に突き放されましたが
ゴール前の急坂で息を吹き返したかのように猛追。

結果的には2着でしたが現役最強馬キタサンブラックに
3/4馬身差まで詰め寄るなど大健闘をみせたレースでした。

現役最強馬相手に差のない競馬をしてみせたので
距離が1600mに短縮したとは言え
相手関係は前走の比べればかなり楽になりましたから
ここはかなり陣営も色気を持って挑んでくるのではないでしょうか。

一方アンビシャスは大阪杯では末脚を活かすため後方待機策を選択。
勝負所の4コーナーでも最後方に位置し
直線は大外に回すなどかなり距離ロスのある競馬でした。

前がハイペースになればこういった競馬でもいいと思いますが
勝ったキタサンブラック、2着のステファノスともに
先行していた馬なので、これでは勝ち負けに加われるはずもなく
この作戦は失敗だったと言って良いでしょう。

ただ上がり3Fはメンバー最速の時計をマークして
5着まで追い込んできましたのは力のある証拠で
直線の長い東京コースに替わりますし、
1600mのGIならば極端なスローペースにはならないでしょうから
この馬の末脚が炸裂する可能性もあると思います。

ディサイファは大阪杯では見せ場なく10着と敗れましたが
4ヶ月ぶりのレースだったことを考えれば致し方ないでしょう。

昨年のマイルチャンピオンシップでは10着と敗れましたが
ミッキーアイルの斜行により完全にブレーキをかけてしまったからで
もし最後までスムーズに追えていたら馬券圏内はあった可能性が高いレースでした。

大阪杯組の個人的見解は・・・

ステファノスとアンビシャスについては馬券に絡む可能性はかなり高いと思っています。
ただステファノスは過去3回国内のGIで馬券に絡んだ事がありますが
2015年天皇賞(秋)10番人気で2着
2016年天皇賞(秋)6番人気で3着
2017年大阪杯 7番人気で2着
と全て中穴人気で馬券に絡んでいました。

今回はおそらく3番人気くらいだと思いますので
逆に人気になって馬券圏外になるのでは?とよこしまな考えを持ってしまいます。

アンビシャスは前走の負けで今回は5,6番人気くらいだと思うので
配当妙味が感じられそう。

GIではなかなか好結果を出せずにいますが
昨年の大阪杯ではキタサンブラックに勝つなど
潜在能力は相当高い馬ですから今回あたり馬券に絡んで来そうな気配を感じます。

ディサイファも昨年のマイルCSの事を考えると軽視できませんが
さすがに8歳馬となりましたから
いくら叩き2戦目といってもどこまで上積みが望めるのか疑問です。
追い切りで予想以上に動きが良ければ押えてもいいと思いますが・・・

前走京王杯SC組について

京王杯スプリングカップ組からは
1着レッドファルクス
2着クラレント
6着トーキングドラム
7着ダッシングブレイズ
9着サトノアラジンの5頭がエントリー

過去10年でのべ39頭が出走し
2012年勝ち馬ストロングリターンを筆頭に
1勝2着3回3着1回の成績を残し
計5頭が安田記念で馬券に絡んでいます。

今年の京王杯SCは雨が降りしきる中で行われ
高松宮記念3着から挑んできたレッドファルクスが
後方待機策から直線で豪脚を披露。

前を走っていた馬をまとめて差し切る
鮮やかな勝利を収めました。

問題は1600mの距離延長だと思いますが
こればっかりは走ってみないことには何とも言えません。

ただ父スウェプトオーヴァーボードは現役時代は
マイルGIを勝ったこともありますし、
レッドファルクスの兄弟を見てみると
みなマイル以上の距離を走っていましたし
3つ上の レッドシュナイトなどは
2600mのレースを勝ったりもしているので
距離延長は問題ないのでは?と思います。

クラレントは先行力のある馬で
マイル重賞を5勝もあげている実力馬

前走もレッドファルクスと差のない競馬をしており
軽視できない存在。
ただ前走以上にメンバーは強くなっているので
今回は正直厳しいかなと思います。

トーキングドラムも3走前に重賞勝ちしており
近走力を付けてきた馬ですが
現状ではまだGIで上位争いできる力はないと思います。

ダッシングブレイズはこれまで挙げた6勝全てがマイル戦であるように
コテコテのマイラータイプといって良いと思います。

ただ重賞レースは5回走って馬券圏内に入ったことは1度もありませんし
レベル的にも厳しいでしょう。

サトノアラジンは前走の敗因は重馬場だったことに尽きるでしょう。
切れで勝負する馬にとって前走は参考外と言っても良いと思います。

昨年のマイルチャンピオンシップでは1番人気に支持されたほどの馬ですから
当然今回は巻き返して来る可能性はあると思います。

ただ2015年マイルCS4着、2016年安田記念4着、2016年マイルCS5着と
ずっとGIで掲示板止まりなのは気になります。

京王杯SC組の個人的見解

結論から言うと買って見たいと思えるのはレッドファルクスだけかなと思います。
血統的に1600mはダメとは思いませんし
芝に転向してまだ6戦目で伸びシロも十分に期待できる馬だと思います。
何よりも鞍乗にM・デムーロ騎手が乗る以上
軽視できません。

サトノアラジンはこれまで海外も含めて
マイルGIに5度挑戦していますが1度も馬券に絡めていません。

1400m戦におけるパフォーマンスが素晴らしいので1400mがベストでは?と思いますし
今回は魅力的な馬が沢山いるので正直この馬までは手が回らないというのが正直な感想です。

トーキングドラム、ダッシングブレイズはGIで上位争いできるレベルではないですし
クラレントも今回は実力的に3着も厳しいと思います。
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グレーターロンドンは怪物か?

今年のメンバーでもっとも取捨に困るのがこの馬。
現在1年間の休養を挟みながら5連勝中でマイル戦は5戦全勝。

強力な末脚を武器に圧勝を続け
前走のオープン特別勝利から今回一気にGIへ挑戦してきました。

常識的に考えればこれまで戦ってきた相手とはレベルが
1枚も2枚も違うので今までのように
後方から一気の差し切り勝ちというのは無理があると思います。

ただもし今回も同じように勝つとなればモーリス級の強さを秘めていると
言ってもいいでしょう。

グレーターロンドンの個人的見解は・・・

前走の東風Sで負かしているロジチャリスが次走の
ダービー卿チャレンジTを勝利しているので
既に重賞を勝つだけの力は備わっていると思いますが
GIを勝つだけの能力まで備わっているかは疑問です。

ただ過去10年で前走OP勝ちした馬がGIに挑戦して勝ったケースは
1例あります。

2010年のショウワモダンがそれで
前走メイSから安田記念に向かい
8番人気の低評価を覆しての勝利でした。

ただこの馬の場合は
2走前にダービー卿CTを勝っていて
既に重賞ウィナーになっていましたし
GⅡ中山記念でも3着するなど隠れた実力者でもありました。

グレーターロンドンの場合はGIはおろか重賞に挑戦することさえ
初めてなので勝つためのハードルはショウワモダン以上に高いと言っていいでしょう。

本物の怪物ならば勝てるかもしれませんが
そうでなければ馬券にはまず絡まないと思います。

まあロマンも感じたいので
単勝だけは買ってみようと思いますが
常識的には消しでいいでしょう。

香港からの刺客

例年この安田記念には海外からの参戦してくる馬がいますが
今年も香港から2頭が参戦。

ビューティーオンリーは昨年の香港カップを制した馬で
この時は日本からもロゴタイプ、サトノアラジン、ネオリアリズムの3頭が参戦していましたが
完敗でした。

この時は地元の利というのもありますが
根本的にマイルに関しては
日本馬よりも香港馬の方がレベルが上という印象を持ちました。

香港マイルの後は
4戦して勝ち星がありませんが前走のチャンピオンズマイルでは
勝ち馬コンテントメントとクビ差の接戦で
状態は一頃よりも上がってきている印象。

香港マイルの頃の出来に戻っていれば
アウェーとは言え実力的にこの馬が勝ち負けに加わる公算は高いと思います。

コンテントメントは昨年に続く2度目の安田記念挑戦。
昨年の香港マイルにも出走し4着だったが前述の日本馬3頭には先着している。

前走のチャンピオンズマイルで2つ目のGIを制覇したが
成績にムラがあり信頼度はイマイチな馬。

ただ今回この馬にモレイラ騎手が騎乗することは何よりも心強い。
モレイラ騎手はこの馬に7回乗ったことがありますが
5勝3着2回と全て馬券に絡んでいます。

今回は主戦のプレブル騎手ではなくモレイラ騎手に依頼したのは
陣営的に手応えを感じているからかもしれません。

香港馬の個人的見解

根本的に1200m~1600mに関しては日本馬よりも香港馬の方が
レベルは上だと思うので
当然この2頭は抑えるべきと思います。

それ以外の路線について

ヤングマンパワー
前走マイラーズカップ3着
マイル重賞を3勝挙げ、東京コースにも実績がある馬。
ただ前走を見る限り
イスラボニータ、エアスピネルより力が劣るのは明らかですし
GIで上位争いできるレベルではないように思います。

ブラックスピネル
前走マイラーズカップ4着
京都金杯ではエアスピネルにハナ差の2着
東京新聞杯では逃げてエアスピネルに先着し重賞制覇
マイラーズカップでは差す競馬に転じ
4着と馬券圏外もエアスピネルとは0秒1差の接戦。

と、常にエアスピネルと差のない競馬をしていることから
今回も上位争いは必至と思います。

鞍乗が今回松山騎手とグレードダウンしているので
人気急落は間違いなく配当的妙味が1番感じられるのはこの馬かも

サンライズメジャー
前走マイラーズカップ5着
重賞で好走した経験はあるものの重賞勝ちはなし。

GIにも2度挑戦したがいずれも二桁着順に敗れており
掲示板に載るのも厳しいレベルと思います。

デンコウアンジュ
前走ヴィクトリアマイル2着
前走11番人気で2着と穴を開けた同馬ですが
流石にハマッた感が拭えません。
今回も後方待機策で末を活かす競馬をすると思いますが
末脚自慢ならば他にも強力な馬がいますし
流石に牡馬混合のGIで好走するシーンは想像できない。

ロゴタイプ
前走中山記念3着
昨年はモーリスを敗る金星を挙げた同馬ですが
これは思い切った逃げを打った田辺騎手の奇策がハマッたと言っていい。

今年も同様に逃げの手を打てれば面白いとは思うが
今回は3ヵ月ぶりのレースで馬の状態がどうか。
流石に2年続けてこの馬が勝つシーンは想像できないが
3着くらいならあるかもしれない。

ロジチャリス
前走ダービー卿CT1着
前走が重賞初制覇
マイル戦に限ってみれば
7戦して4勝3着2回と好走しており
東京コースでも好走歴がありまだまだ伸びシロも感じられる馬。
とは言えGIレースで通用するレベルにはまだないでしょう。

ロンギングダンサー
前走メイS10着
おそらくこの馬は賞金的に見て出走は難しいと思うが
仮に出てきたとしてもOP特別すら勝てていない馬なので
馬券対象になることはまずないでしょう。

まとめ

まだ軸馬を何にするかは決めかねていますが
オッズ的においしそうだなと思うのはアンビシャスとブラックスピネルでしょうか。
香港馬はどの程度人気になるか分かりませんが
どっちかは馬券に絡んでくるのでは?と思っています。

1番アタマでありそうだなと思うのはレッドファルクス
この馬のポテンシャルはまだ図りきれていませんし
マイルで更に強い姿を見せる可能性もあると思います。

さきたま杯予想

JRAからは4頭が参戦
前走で逃げて3着と新境地を見せたモーニン
フェブラリーS2着ベストウォーリア

勝つのはこのどちらかでしょう。
相手も牝馬ホワイトフーガ
交流戦はおなじみのドリームバレンチノ
が順当に行けば3着争いになるでしょうが
このメンツならば地方馬の食い込みもあるかも
ラブバレットは交流戦でも上位に来ていますし
ニシノラピート、アンサンブルライフあたりでも
3着くらいならありそう。
買い目
三連単フォメ
2,8-2,6,8,11-1,2,4,5,6,8,11(30点)

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