宝塚記念2017、データ予想、究極に絞ればキタサンブラックの相手はあの馬だけ
ラジャカジャです。
さっそく今日から宝塚記念2017について
考察してみたいと思います。
このレースは過去10年で
1番人気は2勝2着4回3着2回の成績で
勝率20%連対率60%複勝率80%と
かなりの高い確率で馬券に絡んでいます。
1番人気に支持されて馬券に絡めなかった2回は
スタートで立ち上がってしまい大出遅れした
2015年のゴールドシップと
前走3歳牝馬の身ながら日本ダービーを勝った
2007年ウォッカですから
実績のある古馬が普通に力を出せれば
まず馬券には絡むでしょう。
特に今年に関しては
大阪杯、天皇賞(春)とGIを連勝した
キタサンブラック1頭が抜けた存在
メンバーを見渡しても
大阪杯、天皇賞(春)で下した相手ばかりですから
「キタサンブラックの相手探しのレース」
と言っていいでしょう。
なので今回キタサンブラックに関しては
書くつもりはありません。
要は相手をどこまで絞って買えるか?
だと思うので
どの相手を選ぶか(または消すか)をじっくり考えていきたいと思います。
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前走レース別成績
今回は前走のレース別成績について特化した記事を書いてみたいと思います。
GIレースで好走する馬は
前走でどのレースを使ってどんな結果だったか?
というのが重要で
そこに馬券的中のヒントが隠されていると思いますので
そのあたりをじっくり調べていきたいと思います。
まず今回の出走予定馬を
前走レース別にまとめて見ると下記のようになります
次にそれらのレースの宝塚記念での成績を調べると
下記のようになります
前走レース名別成績 | (1着-2着-3着/出走数) |
---|---|
天皇賞(春) | 4- 3- 2-32/41 |
鳴尾記念 | 1- 2- 1- 9/13 |
目黒記念 | 1- 0- 1-17/19 |
ヴィクトリアM | 0- 2- 2- 6/10 |
大阪杯 | 0- 0- 0- 5/ 5 |
エプソムC | 0- 0- 0- 2/ 2 |
他のレースからも好走馬は出ていますので
以下レースごとに詳しく調べていきたいと思います。
前走天皇賞(春)組はGI実績が必須
前走天皇賞(春)組からは過去10年で9頭が馬券に絡んでいて唯一馬券に絡めなかったのは2010年の1回のみ
宝塚記念を考える上で最も重要なレースと言っていいでしょう。
馬券に絡んだ9頭をよく調べてみると
8頭はGIを勝っていた馬で
残る1頭もGIで2着した実績がある馬でした。
今回の出走予定馬でこれに該当するのは
ゴールドアクター(2014有馬記念1着)
シュヴァルグラン(2017天皇賞・春2着)
レインボーライン(2016菊花賞2着)
の3頭
*キタサンブラックは省きます
ゴールドアクターは今年に入ってからは不振ですが
そこまで実力が落ちたとは感じません
前走の天皇賞(春)は差す競馬を試みて7着
本来は好位で競馬して早めに先頭に立って
押し切るスタイルなので
前走は横山典騎手が
「ちょっと狙いすぎたなぁ」
と感じるような騎乗でした。
昨年の有馬記念のような積極的な競馬ができれば
好走する確率は高いと思います。
シュヴァルグランはGI勝ちこそありませんが
実績十分の馬で今回も有力でしょう。
ただ福永騎手だけに勝つまではどうかなと思う
レインボーラインは昨年の菊花賞で2着なので
好走条件に当てはまります。
前走は後方待機策が裏目に出ましたが
今回はハマリそうな気もしますし
鞍乗が岩田騎手にスイッチしたのも
穴っぽくて良いと思います。
シャケトラはルメール騎手騎乗で
今回も人気上位に支持されそうですが
GI実績がありませんのでデータ的には押せないです。
個人的には鞍乗はルメール騎手よりも
田辺騎手のままの方が魅力があったので・・・
なので天皇賞(春)組からは
上記の3頭が有力ですが
馬券に絡んだ9頭中8頭はGI馬ということなので
更に絞るなら有馬記念を勝っている
ゴールドアクターが最有力でしょう。

好走実績のない前走大阪杯組
今年からGIに昇格した大阪杯ですが過去10年の成績を見ると
のべ5頭が参戦してすべて着外という結果です。
この結果だけ見ると
前走大阪杯組は軽視していいのかな?
と思いますがサンプル数も少ないですし
GIに昇格したので例年より
メンバーレベルが高かったという事もできますから
今年は馬券に絡む馬も出てくるかもしれません。
ただ施行時期や距離・コースなどは変更がありませんし
過去に参戦した5頭は
アンビシャス
ラキシス
フェデラリスト
ドリームジャーニー(2回)
と決して弱くないメンバーでした。
今年はこの組からは
サトノクラウン
ミッキーロケットの2頭が参戦します
2頭とも実力十分の馬ですが
データ通りなら軽視していいのかもしれません
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GI勝ちが条件 前走ヴィクトリアマイル組
前走ヴィクトリアマイル組からは過去10年で4頭が馬券に絡んでいます。この4頭は全て既にGI馬を勝っている馬でした。
今回はヴィクトリアマイル組からは
ミッキークイーン1頭が参戦
2015年オークス、秋華賞の勝ち馬ですし
昨年の有馬記念でも5着に来ていますから
馬券候補としては十分可能性があるでしょう。
ただ展開がハマッたとしても
キタサンブラックに勝つシーンは想像できません
今年の鳴尾記念、目黒記念、エプソムC組は・・・
残る路線は鳴尾記念、目黒記念、エプソムC組となりますが
今年出てきた3頭
スピリッツミノル
ヒットザターゲット
クラリティシチー
の3頭は結論からいうと消しでいいと思います。
前走鳴尾記念組は過去10年で4頭が馬券に絡んでいるので
重要なステップレースといえますが
馬券に絡んだ4頭は全て重賞勝ちの実績があり
鳴尾記念で3着以内に来ていた馬でした。
今回出走予定のスピリッツミノルは
鳴尾記念で5着でしたし重賞勝ちの実績もありませんので
消しでいいでしょう。
前走目黒記念組は過去10年で2頭が馬券圏内を確保
この2頭に共通するのは共にGI実績があること
「GIで2着以内の実績がある馬」
というのが必須条件なので
ヒットザターゲットは消しでいいでしょう。
前走エプソムカップ組は過去10年で2頭しか出てませんので
データとしての信頼度はほぼないですが
今回参戦予定のクラリティシチーは
上の2頭よりさらに好走確率は低いでしょう。
重賞勝ちの実績がない上に中1週での強行ローテ
勝算などないに等しいのに
このレースに使う理由がどこにあるのでしょう?

まとめ
前走レース別成績に特化したデータでしかないですがキタサンブラックの相手は
前走天皇賞(春)で戦った馬が有力だと思います。
最有力はゴールドアクターですが
シュヴァルグラン、レインボーラインも相手候補でしょう。
他ではミッキークイーンもデータ的に面白そう
なのでキタサンブラックの相手は
ゴールドアクター、シュヴァルグラン、レインボーライン、
ミッキークイーンの4頭ですが
究極に絞ればゴールドアクターとの1点だと思います。
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