ラジオNIKKEI賞2017、データ予想、サトノクロニクルはデータ的にイマイチ
ラジャカジャです。
今日は今週日曜日に福島競馬場で行なわれる
3歳馬限定のハンデ戦
ラジオNIKKEI賞2017を見ていきたいと思います。
昨年は1番人気に支持されたゼーヴィントが人気に応えて勝利しましたが
過去10年で見ると1番人気は2勝2着2回3着2回の成績
勝率20%連対率40%複勝率60%と
信頼度としてはそれほど高いワケではありません。
むしろ波乱の決着になるケースが多く
過去10年で三連複による万馬券決着は7回
三連単で10万円以上の配当が付いたレースも5回あります。
今年のメンバーを見てみるとサトノクロニクルが
抜けた人気になりそうですが
3歳馬だけに短期間で劇的な成長を遂げる馬もいると思うので
思わぬ人気薄の馬が激走する可能性もあると思います。
過去のレースデータから
馬券に絡む可能性の高い馬を見つけ出し
高配当の馬券をゲット出来るようにしっかり考察していきたいと思います。
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出走予定馬
登録馬は全部で14頭馬名と斤量、騎乗予定騎手は以下の通り
関西馬6頭、関東馬8頭という組合せ
トップハンデは
前走白百合Sを快勝した池江 泰寿厩舎の
サトノクロニクルで57.0kg
最軽量馬はグランドボヌールで50.0kg
同世代のレースで斤量差が7.0kgもあるのは結構驚きです。
因みに斤量50.0kgというのは過去10年でも3頭いますが
レースでは全て二桁着順に敗れています。
1番人気が濃厚なサトノクロニクル
最も人気を集めそうなのはトップハンデでもサトノクロニクルでしょう。
前走の白百合Sでは単勝1.8倍の人気に応えて勝利
着差は僅かにハナ差でしたが追ってからの末脚には定評があり
2走前に京都新聞杯で2着している事からも
実績では他馬より頭一つリードしている存在
今回が初の福島遠征になりますが
主戦の川田騎手も乗りに来ていますし
ここは初重賞制覇を挙げるチャンス。
クリアザトラックが当面の相手か
前走古馬相手の条件戦で快勝したクリアザトラックも侮れない存在前走江の島特別ではストーミーシー、キャプテンペリーといった
降級馬相手に勝利。
兄弟にボレアス、カミノタサハラといった重賞ウィナーがいる血統で
まだ底を見せていない強みもあり
ここであっさり重賞制覇する可能性はありそう。
他にも重賞で好走したマイネルスフェーンやライジングリーズン
2戦2勝と負け知らずのセダブリランテスなど
実績&勢いのある馬も参戦してきているので
オッズほど差はなくかなりの激戦になるのでは?と思っています。
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過去レースデータ
過去10年(2007年~2016年)のレースデータから馬券的中のヒントになりそうな
好走率の高いデータをいくつか取り上げてみたいと思います。
斤量54kg、55kgの馬に注目
ハンデ戦ということなので斤量面について調べてみると
54kg、55kgを背負った馬が
好走率が高いことが分かりました。
過去10年で6勝12連対という成績で
馬券に絡めなかったのは
2008年の1回のみと頻繁に馬券に絡んでいます。
斤量別成績(過去10年) | 1着-2着-3着-着外 |
---|---|
49kg~52kg | 1-0-0-24 |
53kg | 1-2-3-37 |
54kg | 5-1-2-31 |
55kg | 1-5-3-14 |
56kg | 1-1-2-15 |
56.5kg | 1-0-0-0 |
57kg | 0-1-0-6 |
セダブリランテス
ニシノアップルパイ
ライジングリーズンの3頭
データ的にはこの3頭のどれかは馬券に絡む可能性が高そう。
逆に斤量51kg以下の馬で馬券に絡んだ馬は
過去10年でいないので軽視してもよさそう。
因みに斤量57kgを背負った馬は過去10年で
7頭いて2着が1回のみと好走率は低い。
福島でも強いディープインパクト産駒
種牡馬別で見てみるとディープインパクトが過去10年で4勝と圧倒的な成績を残しています。
2016年ゼーヴィント
2015年アンビシャス
2012年ファイナルフォーム
2011年フレールジャック
また2014年以降の福島芝1800mにおける
種牡馬別成績を調べて見ても
勝率16.7%連対率27.8%複勝率38.9%と優秀な成績を収めているので
馬が強いというだけでなく産駒としてみても
このコースが得意だということが分かります。
今回のメンバーでディープインパクト産駒は
クリアザトラックただ1頭ですので
注目すべき存在でしょう。
因みにサトノクロニクルの父ハーツクライは
勝率7.5%連対率11.3%複勝率24.5%なので
このコースはあまり得意ではないようです。
前走レース別にみると・・・
前走レース別成績を調べると前走プリンシバルステークスに出走した馬が
2勝2着2回3着2回と好走しています。
ここ2年の勝ち馬が前走プリンシバルステークスに出走した馬ですし
そこで二桁着順と大敗している馬でも馬券に絡んで来ているので
前走着順は気にしなくていいいでしょう。
今回のメンバーで該当しているのは
ニシノアップルパイただ1頭
前走白百合S組は過去10年で16頭が参戦し
4頭が連対を果たしていますが勝った馬はいません。
今回1番人気が濃厚なサトノクロニクルがこれに該当していますので
馬券には絡めてもアタマはないかも
前走重賞組からも過去10年で2勝2着2回3着4回と
頻繁に馬券に絡んで来ています。
今回のメンバーでは
前走日本ダービー16着のマイネルスフェーン
前走桜花賞で8着のライジングリーズンの2頭が参戦
ただ前走日本ダービー&桜花賞だった馬は
過去9頭が参戦して馬券に絡んだ例はなし。
GIに出たほどの馬ですので軽視は出来ませんが
嫌なデータではあります。
前走1000万クラスに出走した馬は
過去10年で3勝2着1回3着1回の成績
前走着順はあまり関係ないので
今回参戦してきた
クリアザトラック、ロードリベラルともに馬券の対象になりうる存在
前走500万クラスに出走した馬は
過去10年で3勝2着1回3着2回という成績で
前走2番人気以内(できれば1番人気が望ましい)で
勝利している馬が好走の条件
今回これに該当しているのは
セダブリランテスただ1頭

まとめ
データ的にはサトノクロニクルよりはクリアザトラックの方が軸としては最適か。
相手はサトノクロニクルの他に
ライジングリーズン、マイネルスフェーンの前走GI組が有力ですが
データ的には前走ダービー&桜花賞組は結果を残せていないので
それならニシノアップルパイ、セダブリランテス、
ロードリベラルあたりから狙ってみるのもありかも。
ただ斤量51kg以下の5頭はデータ的に完全に消えてしまうので
そうなると配当的な妙味はあまりないレースかも。
サトノクロニクルが馬券圏外になればそこそこの配当は付きそうですが・・・
あとは追い切り診断で馬の状態を見極めてから
馬券検討に入りたい。
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