プロキオンステークス2017、データ予想、1番人気の複勝率は9割
ラジャカジャです。
今日は9日(日)に中京競馬場で行われるダート重賞
プロキオンステークス2017の考察をしていきたいと思います。
このレースは昨日考察した七夕賞とは打って変って
1番人気の信頼度は高く
過去10年で3勝2着2回3着4回
勝率30%連対率50%複勝率90%の成績
馬券に絡めなかったのは過去10年で1度だけと
三連複の軸として買うのならもってこいの存在
また2番人気の複勝率も70%と高く
二桁人気の馬が過去10年で2頭しか絡んでこない少なさから
堅めの配当で決まるケースが多いです。
そのため三連複による万馬券決着は
過去10年でたったの2回
ただ波乱がないワケではなく
2011年には9番人気、2012年には12番人気の馬が勝利するなど
過去10年で4番人気以下の馬が5勝
三連複よりも馬単の方が配当が良かった年が6回もあるので
馬単で攻めてみるのもアリかと思います。
ただあくまでもデータでしかないので
今年は荒れるかもしれません。
出走予定馬と状態をしっかり見極めた上で
馬券勝負していきたいと思います。
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出走予定馬
登録してきたのは地方所属馬を含めて全部で19頭馬名と斤量、騎乗予定騎手は以下のとおり
関西馬15頭
関東馬2頭
地方馬2頭という組合せ
前走欅Sを快勝したエイシンバッケン
今年のフェブラリーS3着馬カフジテイク
昨年の3着馬キングズガードなど実力馬が揃った印象
地方から参戦してきたトウケイタイガーも
2走前に交流重賞を勝っており侮れない存在
騎手の乗り替わりに注目してみると
イーデンホールは福永騎手からM・デムーロ騎手に乗り替わり
近5走で3勝3着1回と安定した成績を残していますし
中京コースは初めてですが1400mは過去3勝を挙げている得意な距離
鞍乗のM・デムーロ騎手も2走前にこの馬に乗って勝っていますし
上位争いは十分に可能だと思います。
ベストマッチョも内田騎手から幸騎手に乗り替わり
今回初の関西遠征となりますが
左回りで5勝挙げている馬なので
同じく左回りの中京コースなら輸送さえクリアすれば
問題なく走れると思います。
OPでも2着した実績がありますし1400mも4勝を挙げ
得意にしている距離なので期待出来そう
同じく美浦からの参戦となる
チャーリーブレイヴも吉田隼人騎手から武豊騎手に乗り替わり
こちらは過去に1度中京への遠征経験があり
そこで勝利しているので輸送+コース適正については問題ないでしょう。
前走のアハルテケSでは10番人気で3着と好走
ここでも穴を開けて再び高配当を演出したいことろ
安定感抜群 エイシンバッケン
1番人気はおそらくカフジテイクとエイシンバッケンのどちらかと思いますがカフジテイクは海外遠征帰りですし
近走の充実度から言えばエイシンバッケンの方が人気になりそう。
ダートに転向してからは14戦して6勝2着3回
掲示板を外したのはわずかに2回だけと安定した走りを見せています。
重賞勝ちこそありませんが根岸ステークス3着、
GIフェブラリーステークスでも勝ち馬から0秒3差の4着と好走しています。
前走の欅ステークスは後方から一気の差し脚で前を捕らえ
後続に2馬身以上の差をつけて勝利と
OP特別ではレベルの違う走りを見せ付けました。
中京コースは初めてですが同じ左回りの
東京ダート1400mは4戦して2勝2着1回3着1回と
得意にしているので問題なく走れるでしょう。
ダート1400m自体7戦して3勝2着2回3着2回と
非常にこの距離を得意にしています。
なので懸念材料としてはほとんどないのですが
あえて挙げるならカフジテイクとの相性
カフジテイクとは過去3度対戦して全て先着されています。
実力的にそれほど差はないと思いますが
相性の良し悪しというのはあると思います。
今回も終わってみればカフジテイクには勝てなかった
という結果になっているかもしれません。
ドバイ帰りと距離短縮がカギ カフジテイク
強烈な末脚を武器に今年の根岸Sを快勝フェブラリーステークスでは脚を余して3着に負け、
色気を持って挑んだドバイ遠征でも
脚を余して5着と不完全燃焼なレースが続いている印象のカフジテイク
思えば昨年のチャンピオンズカップでも
脚を余しての4着という結果なので
距離的には2000mくらいでも十分走れる馬だと思います。
1400m戦で6勝挙げているので陣営はベストの距離と考えているのかもしれないですが
マイル戦で脚を余して負けているくらいですから
更に距離短縮した今回はもっと脚を余すのでは?と懸念しています。
あとは海外遠征帰りということで調整が上手くいっているかどうか
これにつては追い切り診断でしっかりジャッジしていきたいと思いますが
エイシンバッケンとカフジテイクの2頭であっさり決まるようなレースでも
ないように思います。
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過去レースデータ
過去10年(2007年~2016年)のレースデータから好走した馬の好走パターンを調べ
今回出走する馬の中で狙えそうな馬はどれか?
探してみたいと思います
前走OP特別出走組は前走で2番人気以内
前走クラス別成績を調べますと過去10年で馬券に絡んだ30頭の内訳は以下の通り
前走重賞 12頭
前走OP特別 17頭
前走1600万 1頭
今回のメンバーで前走重賞組なのは2頭しかいないので
前走OP特別に出走した馬にスポットを当てて調べて見ます。
過去10年で馬券に絡んだ17頭について調べてみると
主に2つの好走データがあることが分かりました。
①前走で2番人気以内(14頭)
②前走3着以内(12頭)
今回のメンバーで上記のデータに該当してるのは
イーデンホール
エイシンバッケン
アキトクレッセント
キングズガード
チャーリーブレイヴ
メイショウウタゲ
特にイーデンホールとエイシンバッケンは
①②ともにクリアしているので馬券に絡む可能性はより高いと言えると思います。
逃げ馬に注意
過去10年で逃げ馬は2勝2着1回3着1回の成績4頭が馬券に絡んでいます。
また前走で逃げていた馬も
過去10年で5勝2着1回3着2回の好成績を収めています。
2012年には12番人気で勝利したトシキャンディも逃げ切り勝ちでしたから
人気薄の逃げ馬ほど注意したい。
今回のメンバーで言えばコパノチャーリー、トウケイタイガーあたりが怪しそう。
岩田騎手騎乗の馬
騎手について調べてみると岩田騎手がこのレース過去10年で4回騎乗し
1勝2着3回という成績を残しています。
ニシケンモノノフ(3番人気)
セイクリムズン(5番人気)
ケイイアガーベラ(4番人気)
ワイルドワンダー(1番人気)
といった人気上位馬に騎乗してのものですから
当然といえば当然なのかもしれませんが
きっちり連対を確保している辺りさすがといえます。
今回騎乗するエイシンバッケンは想定で1番人気か2番人気
なので今回もしっかり期待に応えてくれそうに思います。
まとめ
データ的にはエイシンバッケンの馬券圏内は堅そう。もし当日1番人気に支持されたとしたら
ほぼ馬券に絡むと言っていいでしょう。
カフジテイクは前走海外レースということなので
データがなく判断が難しい。
最後方から競馬することも分かっているので
状態次第では4着以下ということも考えられそう。
その他でデータ的に推せるのはイーデンホール
鞍乗もM・デムーロ騎手と申し分ないですし
人気も5,6番人気あたりだと思うので
妙味も感じます。
他では先行できるアキトクレッセント
逃げ馬コパノチャーリー、トウケイタイガーあたりも
展開次第で馬券に絡む可能性はありそう。
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