小倉記念2017、1週前追い切り、バンドワゴン、ヴォージュ、ストロングタイタン
ラジャカジャです。
今日は小倉記念2017に出走予定の馬の
1週前追い切りについて書いていきたいと思います。
登録馬が13頭と重賞レースにしては少なめで
3歳馬の出走がいませんので
やや新味に欠けるメンバーですが
昨年の1,2着馬であるクランモンタナとベルーフ
前走1600万を快勝したストロングタイタン、サンマルティン
前走は重賞で惨敗だったものの力をつけてきた
ヴォージュ、バンドワゴン
前走の七夕賞で5着とまずまずの結果だったフェルメッツァ
距離短縮がカギも重賞を勝つ力は十分あるカフジプリンスなど
なかなか予想し甲斐のあるメンバーでもあります。
最終追い切りの前に
1週前追い切りの動きがどうだったか?を
チェックしていきたいと思います。
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小倉記念2017 1週前追い切り
最終追い切りで馬の状態を見るのも大事ですが1週前に仕上げて最終追い切りは調整程度という
調教方法を取る陣営もいるので
1週前追い切りについてもチェックするのも大事です。
ラストの伸びは優秀 バンドワゴン
前走鳴尾記念では2番人気で7着と人気を裏切ったバンドワゴン1週前追い切りは栗東坂路で一杯に追われて4F53秒8-12秒0の好時計
最後まで加速ラップを踏んでいて状態は良く順調に来ている感じ
前回の追い切りでは
1週前:栗東坂路4F53秒3-12秒5
最終:栗東坂路4F51秒6-12秒4
という時計を出していたので
今回も最終追い切りで52秒を切ってくるようだと面白い
この馬は以前は逃げ馬でしたが
最近は好位差しの競馬にスタイルが変わってきています。
2走前の但馬Sでは結果を出したが
小回り平坦コースで開幕2週目の小倉コースですから
前で競馬したほうが有利
今回どんな競馬をするのかにも注目
まずまずの動き ベルーフ
昨年の2着馬ベルーフ1週前追い切りは栗東CWでの併せ馬
シャルドネゴールド(2歳新馬)の稽古をつけるような感じで
ラストは強めに追われて6F83秒6ー1F11秒8の時計をマーク
時計面だけで見ればラストは速いが全体時計はかかっているので
可もなく不可もなくといった印象
最終追い切りの時計と動きを見てジャッジしたい。
近走は二桁着順が続くなど冴えない成績だが
小倉記念は2015年2着、2016年2着となぜか相性がいい。
関係者曰く「気分屋で気持ちが乗ってこないと走らない」
そうなので気候やコースなどが丁度この馬にあっているのかもしれません。
展開が向くか ヴォージュ
1600万を連勝し前走の七夕賞では3番人気に推されたが9着と惨敗だったヴォージュ1週前追い切りは栗東坂路でコンゴウトシオー(3歳未勝利)との2頭併せ
ラストは一杯に追われて4F55秒4ー1F12秒4の時計をマークし併入
前回の七夕賞の時の追い切りを振り返ると
1週前:4F56秒6-1F13秒3
最終:4F55秒5-1F13秒2
というようにこの馬は調教駆けしないタイプなので
時計面ではなくVTRなどで動きをチェックしないと
状態の良し悪しが判断できない馬です。
ただ今回の1週前追い切りは一杯に追われて
ラストはまずまずの時計を出してきたので
最終追い切りでも変わってくる可能性はあるかもしれません。
この馬は先行して直線で早めに先頭に立って
押し切るというタイプなので
今の小倉コースはマッチしそうな印象
実力的には1枚落ちるものの状態が良く展開が向けば
この馬にもチャンスはありそう。
更なる前進を期待 フェルメッツァ
前走の七夕賞で5着だったフェルメッツァ1週前追い切りは栗東坂路で一杯に追われて4F55秒7ー1F12秒5をマーク
前回(七夕賞)の時の追い切りを振り返ると
1週前:栗東坂路4F52秒4-1F13秒3
最終:栗東坂路4F54秒7-1F12秒7
という感じだったので
今回はそれと比べると全体時計が遅くラスト1Fは速い
全体時計がかかっているのは前走から中3週でレースに使うため
意識的にセーブしたのかもしれません。
最終で4F52秒台、ラスト1F12秒台とかだったら
前走以上のデキと見て良さそう。
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その他の馬は・・・
ストロングタイタンは中2週でのレースと間隔が詰まっているので軽めの調整
最終追い切りはそれなりの時計を出してくると思いますが
小倉は4戦3勝と相性が良く叩き2戦目での上積みも期待できるので
普通に勝ち負けに加わってきそう。
サンマルティンは小倉に滞在しての調整
鞍乗の戸崎騎手が「すごい馬」と評価しているほどの逸材
戸崎騎手のJRA全10場重賞制覇が懸かっていますが
一発で決められるか。
こちらも最終追い切りの動きは要チェック
タツゴウゲキも栗東CWで一杯に追われて好気配
最終追いで動きもチェックしたいが出来は安定している印象
前走七夕賞では勝ち馬ゼーヴィントから0秒4差の6着と健闘
重賞でも十分戦える事を示しました
ケイティープライドは栗東CWで6F84秒5ー1F11秒5をマーク
函館から栗東に帰厩して今度は小倉に遠征と
かなりハードなスケジュールになっていますが
時計面で判断する限りは馬は元気でしょう。
前走は52kgのハンデをもらって5着と健闘しましたが
それ以上の着順に入るには展開の助けが必要。
前走目黒記念から2ヶ月空いたカフジプリンスは坂路で調整
終いだけ追って4F56秒4-1F12秒2をマーク
順調に来ている感じですが
今回は距離2000m、小倉コースと初物づくしで
正直使ってみないと分からない。
宝塚記念以来のレースとなるスピリッツミノルは栗東CWで2頭併せ
6F81秒5-1F12秒1をマークしてしっかり先着
放牧から帰厩して順調に追い切りを消化しています。
フェイマスエンドは栗東坂路で調整
一杯に追われて4F54秒0ー1F12秒1とまずまずの時計
前走は7ヶ月ぶりのレース&道中掛かってしまって12着に大敗
1度使われての上積みと折り合いがしっかりつけば
巻き返して来る可能性はあるでしょう。
クランモンタナは栗東坂路で4F53秒4-1F12秒5の時計
本数も多く乗っていますし
状態に関しては問題なさそう。
障害に転向して前走2戦目で未勝利勝ち
当初は障害レースを使う予定でしたが
昨年の勝ち馬ということで急遽このレースを使うことにしたそう。
昨年は11番人気で勝利を挙げましたが今回はどうか。
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