スプリンターズステークス2017、追い切り診断、A評価は5頭
ラジャカジャです。
今日はスプリンターズステークスに出走予定の馬の
追い切り診断をしていきたいと思います。
その前にちょっと競馬小話
昨夜船橋で行われた交流重賞
日本テレビ盃はなかなか見ごたえのあるレースでした。
JRAから参戦した有力馬4頭による接戦でしたが
勝ったのはアポロケンタッキーでした。
昨年の東京大賞典ではアウォーディー、サウンドトゥルー、
コパノリッキーといった当時のダート界のトップ3相手に
豪快に差し切り勝ち。
今回の勝利はそれがフロックではなかった事を証明したと思います。
個人的には今後はこの馬が日本のダート界を
しばらく引っ張っていくような気がします。
馬券の方は公開した予想通り
アポロケンタッキー1着固定の
相手3頭(6点予想)の三連単で勝負。
2680円の配当が的中しました。
実質4頭立ての競馬だったことを考えれば
配当はついた方だと思います。
統計はとっていませんが
交流重賞や海外のレースは
結構当てている気がします。
10月以降は交流重賞が沢山ありますし
今週は凱旋門賞もありますのでそちらの予想もしていきたいと思います。
追い切り診断
最終追い切りでの調教時計と調教VTRから独自の目線でABC順に評価しています。
A評価:
状態の良さそうな馬、前走から上積みがありそうな馬
B評価:
時計、動きとも悪くないけど特別良くも見えなかった馬
C評価:
動きに覇気がなく調子がイマイチなのでは?と思う馬
A評価:
レッドファルクス
ネロ
ワンスインナムーン
ダンスディレクター
ダイアナヘイロー
B評価:
キングハート
シュウジ
スノードラゴン
セイウンコウセイ
ソルヴェイグ
トーキングドラム
ファインニードル
フィドゥーシア
メラグラーナ
モンドキャンノ
ラインミーティア
レッツゴードンキ
ブリザード
C評価:
ビッグアーサー
連覇に向け万全の出来! レッドファルクス
安田記念3着からステップレースを挟まずに連覇に挑むレッドファルクス
最終追い切りは美浦南Wでの2頭併せ
終い一杯に追われて5F67秒8―1F12秒5をマークし
2馬身先着してフィニッシュ
1週前追い切りは6F80秒1というハードな調教でしたが
最終は終いだけビシッとやった感じ。
VTRで動きを見ても追われてからの走りは
非常にストライドが長くて力強くバランスもいい。
馬体も絞れていて休み空けを感じさせない仕上がり。
安田記念の時と遜色ない出来だと思います。
ロードカナロア以来の連覇も十分にありそう
最終も猛時計をマーク! ネロ
1週前追い切りで栗東坂路4F49秒3-1F12秒4と猛時計を記録した「坂路番長」ネロ
最終追い切りも期待を裏切らない走りを披露し
栗東坂路4F48秒2-1F12秒6の猛時計をマークしました。
もうレースじゃなくて調教が本番になっていますね。
ただラスト1Fはラップを0秒7落としているので
最後は失速した形となっています。
それでも12秒台で留まっていますし
最初の入りからして12秒3で来ているので
そりゃあ最後はバテるでしょう。
VTRで動きを見ても頭を低くして回転力の速い走りをしていますし
気迫のこもった良い走りでした。
追い切りに関してはケチのつけるところがありませんし
文句なしにA評価をつけますが
調教の動きが結果に結びつかないのが悩みどころです。
最高の仕上がり! ワンスインナムーン
高松宮記念では16着もその後連勝して上昇曲線を描くワンスインナムーン
最終追い切りは美浦南Wでの3頭併せ
ミッシングリンク(3歳1000万)とマドモアゼル(2歳500万)を
先に行かせる形でスタートし
直線で追い出すとあっという間に抜き去り2馬身先着してゴール
時計も4F51秒9-1F11秒9と優秀で
1週前追い切りより更に良くなった印象
レベル的にはGIは少し荷が思いと思うが
デキとしては最高の仕上がりだと思う
叩いた効果抜群! ダンスディレクター
前走長期休養明けながら3着と好走したダンスディレクター最終追い切りは栗東坂路での2頭併せ
シホウ(古馬オープン)を前に置く形でスタートし
残り2Fから追い出すとあっという間に抜き去り
5馬身先着してゴール
時計は4F54秒2-1F12秒4とそこまで際立った時計は出ていないが
VTRで動きを見ても力強い走りで
安定感も増し前走とは雲泥の差
度重なる骨折で順調にレースに使えていませんでしたが
今回は良い状態で来ているので期待は大きい
順調そのもの ダイアナヘイロー
4連勝の勢いで一気にGI制覇を目論むダイアナヘイロー最終追い切りは栗東坂路での単走追い
速いラップを刻みながら最後まで坂を駆け上がり
4F51秒1-1F12秒3の好時計をマーク
VTRで動きを見ても若干右を向いた走りをしているが
バランスよくテンポの良い走り。
前走の追い切りより出来は良くみえます。
正直GIで勝つには地力をもう少しつけないと
とは思いますが目下の勢いと状態の良さで
アップセットが起きるかもしれない。
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その他の馬は・・・
シュウジは栗東坂路で2頭併せアタマ差遅れたが4F51秒5-1F12秒1と
時計は出ていましたし
しっかり折り合えていたのは収穫
調教師曰く「(ここ数戦の大敗は)ノドの疾患によるもの。
今は完治しているし、このままでは終わらない」と
闘志をむき出しにしています。
確かに実績的にみればここで活躍してもおかしくないですし
今回は人気も急落すると思うので狙ってみても面白い。
ファインニードルは栗東坂路で終いだけ追われて
4F55秒1-1F12秒2の時計をマーク
春から使い詰めなので目一杯追われることはなかったが
最後は伸びのあるいい走りでした。
フィドゥーシアは栗東CWで3頭併せ
2頭を前に行かせたままコーナーを曲がると
挑戦でゴーサイン。
すると一気に加速して2頭を抜き去り先着
前走大敗したのが解せないが状態は悪くなさそう。
怪我から復帰した三浦騎手がいよいよGIに騎乗
ここでも積極的な騎乗を見せてくれそう。
メラグラーナは栗東坂路での単走追い
終始馬なりでしたがその割には
4F53秒5―1F12秒3と時計はでていました。
着地ポイントがずれているので
バランスが多少悪いですが覇気があるので
デキとしては良い方だと思います。
モンドキャンノは栗東坂路での2頭併せ
ステッキを使って一杯に追われ2馬身先着
反応はそこまで良く感じなかったが
動きはキビキビしていて悪くない
レッツゴードンキは栗東坂路での単走追い
4F54秒4-1F11秒8をマーク
素軽い動きを見せていて状態はかなり良いと感じる
正直A評価にしようか迷った。
スノードラゴンは美浦坂路での単走追い
この馬なりに順調に来ている感じで
動きを見ても9歳馬とは思えないくらいの元気な走り
セイウンコウセイは美浦南Wでの単走追い
追われてからの反応良く仕上がりの良さを感じます。
春秋連覇の可能性は十分ありそう。
海外から参戦のブリザードは
中山芝コースでの単走追い
本国で乗り込んできているからか
終始軽めの調整
頭はやや高いが動きは悪くない
最後にビッグアーサー
昨年の1番人気馬だが栗東坂路での追い切りも
最後は完全に脚が上がってしまっているし
反応も鈍い
どうしてここまでなってしまったのかというくらいに
冴えない動き。
今回は厳しいでしょう。
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