武蔵野ステークス2017、追い切り診断、A評価は4頭
ラジャカジャです。
今日は武蔵野ステークス2017の追い切り診断をしていきたいと思います。
その前にちょっと競馬小話。
エリザベス女王杯でスマートレイアーに乗る予定だった
武豊騎手ですが8日の調教で落馬し、
その時に膝の靭帯を痛めたため今週の騎乗を全てパスすることが
発表されました。
共同会見では「今までで(GIを獲れる)チャンスかも」と話してただけに
武豊騎手自身非常に悔しいと思いますが
今後の騎乗を考えるとここで無理はできないと判断したんでしょう。
テン乗りで川田騎手が代役を務めますがどうなりますか・・・
また今週からJRAで騎乗する”世界の”R・ムーア騎手ですが
土曜日は東京で6鞍、日曜日は京都で5鞍に騎乗。
思ったより乗鞍は少ないですが
騎乗予定馬を見るとどのレースも勝ち負けできそうな馬に騎乗しているので
今週だけでいくつ勝ち星を挙げるのか注目してみて見たい。
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追い切り診断
最終追い切りでの調教時計と調教VTRから独自の目線でABC順に評価しています。
A評価:
状態の良さそうな馬、前走から上積みがありそうな馬
B評価:
時計、動きとも悪くないけど特別良くも見えなかった馬
C評価:
動きに覇気がなく調子がイマイチなのでは?と思う馬
A評価:
カフジテイク
ベストウォーリア
モーニン
ブラゾンドゥリス
B評価:
アキトクレッセント
インカンテーション
クインズサターン
ゴールデンバローズ
サンライズソア
サンライズノヴァ
チャーリーブレイヴ
ピオネロ
メイショウウタゲ
ラストダンサー
ロワジャルダン
C評価:
ノンコノユメ
素軽い動き カフジテイク
栗東CWで動きが目立っていたのはカフジテイク単走追いで終い軽めに追われて6F86秒5-12秒1の時計をマーク
VTRで動きを見ると最初はリラックスして走っていたが
合図を出すと即座に反応し頭を低くして脚元の回転力も一気に加速。
迫力満点の動きを見せていました。
前走は地方競馬の小回りコースで持ち味が活きない流れでしたし
2走前はドバイ遠征後のレースで仕上がりもイマイチ。
今回はひと叩きされて状態もアップ。
反応良く素軽い動きで脚元にも迫力があり
この動きならば好勝負できそう。
迫力満点! ベストウォーリア
カフジテイク以上に迫力満点な追い切りを見せていたのがベストウォーリア栗東CWでサンクボヌール(古馬500万)と併せ馬。
馬なりでアタマ差先着し6F83秒1-12秒6の時計をマーク
VTRで動きを見ると馬自身物凄く気合いが入っていて
鞍乗の手は動いていないのですが迫力ある動きを見せていました。
ゴール時はアタマ差先着していましたがその後も気を抜かずに走っており
更に着差を広げていました。
走りのバランスもいいですしストライドの伸びも申し分なく
文句なしのA評価です。
前走の南部杯は6着と馬券に絡めませんでしたが
道中不利もありましたし5ヶ月ぶりのレースで
仕上がり途上でした。
東京のマイル戦は【3,2,2,2】と安定していますし
今回は巻き返して来る可能性は高いでしょう。
坂路で好時計 モーニン
栗東坂路で好時計を出したのがモーニン8日の最終追い切りで4F51秒9-11秒9の好時計をマーク
1週前追い切りでも同じく栗東坂路で4F48秒2-12秒8の猛時計を記録。
VTRで動きをチェックするとバランス良く走れていますし
走りそのものがとても力強いです。
若干後ろ脚が流れるシーンも見えましたが
相対的に見て好調と判断していいでしょう。
昨年のフェブラリーSを制してからは勝ち星がなく
今季も3戦して2着、3着、4着と惜敗続き。
今回は横山典騎手がテン乗りで騎乗。
大胆騎乗で惜敗続きにピリオドが打てるか。
ブラゾンドゥリス
美浦で最も動きが良く見えたのがブラゾンドゥリス坂路で2頭併せをして終い強めに追われてクビ差先着。
4F52秒4-13秒2と時計は平凡でしたが
VTRで動きを見る限りしっかり折り合えていましたし
脚元の動きも力強かったです。
東京ダート1600mで3勝を挙げていますし
今年はOP特別→交流重賞を連勝するなど着実にレベルアップしています。
今回が約5ヶ月半ぶりのレースですが鉄砲駆けの実績もありますから
穴馬として狙ってみても面白そう。
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その他の馬は・・・
インカンテーションは栗東坂路での単走追い。走りのバランスは安定していましたが
仕掛けてからの反応がイマイチ。
最後もそれほど伸びていない印象で
近走好成績ですがVTRで見た限りそこまで良いとは感じません。
ゴールデンバローズは美浦南Wでの併せ馬。
終い強めに追われていましたが逆に突き離されて1馬身の遅れ。
ストライドは良く伸びていたがスピードが乗っていない感じ。
ムーア騎手騎乗でそこそこ人気になりそうですが
状態面での不安要素はかなりアリ。
サンライズソアは栗東坂路での併せ馬。
馬なりで併入したがバランスの悪さが目立つ
サンライズノヴァは栗東坂路で併せ馬で
1馬身半先着。
特にこれと言って良い面はないが悪くもなく
この馬なりにまとまっている印象。
ノンコノユメは美浦南Wでの3頭併せ。
終い強めに追われていましたが併せた2頭にクビ差の遅れ。
ゴール後も追い続けて並ぶところまでやりましたが
動き重く好調時にはとど遠い印象。
復活して欲しいが・・・
ピオネロは栗東CWでの単走追い。
ストライドの伸びもあり時計もまずまず良い。
ただVTRで見ると合図を出してからの伸びがイマイチに見えたので
7~8割程度の仕上げか。
ロワジャルダンは美浦ダートコースで併せ馬。
1馬身先着したが内容が軽く迫力不足。
まとめ
追い切りから推奨したいのはカフジテイク
ベストウォーリア
モーニン
ブラゾンドゥリスの4頭
この4頭は状態は良く持っている力を発揮できる状態にあると思います。
おそらくこの4頭の組合せで決まるのでは?と思いますが
そう簡単に決まらないと思うので後は枠順と実際のオッズを見てから
買い目を決めていきたいと思います。
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