ジャパンカップ2017、一週前追い切り、注目馬、マイルチャンピオンシップ、レース回顧
ラジャカジャです。
今日は昨日行われたマイルチャンピオンシップの
レース回顧とジャパンカップに出走予定の馬の
1週前追い切りについて書いていきたいと思います。
その前に昨日のブログ予想の結果ですが
4戦3勝でした。
京都11R マイルチャンピオンシップ
三連複 9300円的中!
「穴馬推奨レース」
福島11R 福島民友カップ
三連複 2930円的中!
「今日の鉄板馬」
京都9R 秋明菊賞
馬連 890円的中!
三連複 6070円的中!
久々に3レース的中で
配当も万馬券は当てられませんでしたが
三連複で60倍と93倍とまずまずの配当だったと思います。
しかしミルコ・デムーロ騎手の
勝負強さは一体何なんでしょう・・・
これで今年GI6勝目を挙げ2006年に武豊騎手が樹立した
JRAの同一年GI最多勝記録に並びました。
ただ武豊騎手と違って凄いのは全て違う馬に騎乗して達成したという点。
(武豊騎手は6勝のうち4勝はディープインパクトで挙げたもの)
またオークスから10回連続して3着以内を確保している点も凄いです。
リーディング争いではルメール、戸崎両騎手に先行されていますが
GIでは本当に頼りになる騎手ですね。
今年はまだまだGIレースが残っているので
是非ともGI7勝目を挙げて記録更新してほしい。
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大外8枠18番からのスタートで道中も後方4番手の位置取り。
勝負所の4コーナーでも動かずに直線に入っても外に回さず
追い出すスペースが空くのを待ってから追い出しました。
結果的にコースロスを最小限に抑えた走りが
最後のハナ差勝ちにつながったと思います。
これでハービンジャー産駒のGI勝ちは
ディアドラ、モズカッチャンに続き3頭目。
いずれも3歳馬で今年に入ってからの栄冠なので
古馬になってからどうなのか?というのはあるが
来年以降も目の離せない産駒となりそう。
ハナ差の2着と惜敗したエアスピネル
位置取りや追い出しのタイミングなど全く問題なく
最後交わされたのは馬というより騎手の勢いの差のように感じる。
個人的にはこの馬に勝ってほしかったが・・・
2015年の朝日杯FSの時も直線で先頭に立ってゴール前で
リオンディーズに交されてGI制覇となりませんでしたが
その時のことを思い出しました。
(そういえばその時も勝ったのはM・デムーロ騎手)
3着には4連勝中だったサングレーザーが入線。
道中は中段で馬群の中に馬を入れて折り合いをつけていました。
直線に入ると進路を外に出してエアスピネルの隣に馬を持っていくようにして
追い出しましたが追いつけずに3着止まりという結果でした。
結果論ですが直線で外に馬を持ち出した分のロスが
勝ち馬との差に出てしまったように思います。
それでも最後は良く伸びて来ていましたし
GI初挑戦でこの結果ならばこの先GI獲りの可能性は十分あると思います。
4着には桜花賞馬レーヌミノルが入線。
道中は前から4,5番手の位置で競馬し
直線では外から来たエアスピネルと併せ馬のようになったことで
勝負根性を出して頑張って走りました。
最後は差し馬に交わされましたがこのメンバー相手に
この着順なら大健闘と言っていいでしょう。
今週も和田騎手は見せ場を作りましたね。
5着には1番人気イスラボニータが入線。
直線の入りで失速して落ちてきたウインガニオンと接触しそうになり
それを避ける為進路先行するなど不利はありましたが
追ってからの伸びはペルシアンナイトやサングレーザーと比べると
見劣りしたので今回はGIを勝つチャンスはなかったなという感じ。
GⅡならばいくらでも勝てそうな力はあると思いますが
正直GIではもう厳しいかなと感じます。
驚いたのは6着に来たブラックムーン
道中は最後方で直線も大外に出すなど
どの馬よりも多く距離を走っていましたが
上がり3Fはメンバー最速の時計をマークし勝ち馬と0秒3差の競馬。
直線で内を突いていたら3着もあったんじゃないかと思える走りでした。
今後注目していきたい一頭。
あと3番人気で8着に惨敗したレッドファルクスは
やっぱり鞍乗が変わった影響があるのか
イマイチ思い切りが感じない競馬でした。
中途半端な位置取りでしっかり脚を溜める競馬が出来ていませんでしたし
直線で坂のない京都コースもこの馬に向いていなかったように感じます。
まあ適正の差で負けたようなモンなので
あまり引きずらない敗戦だと思いますが・・・
天皇賞(秋)に続いて二桁着順と大敗したサトノアラジンは
やっぱりちょっとでも馬場が緩むと本当に走れないですね・・・
やや重くらいならやれるんじゃないかと思いましたが
この馬が買えるのはパンパンの良馬場の時だけですね。
ミルコ・デムーロ騎手にはもう驚くしかないですが
掲示板に3歳馬が3頭も乗るなど
世代交代も感じさせる今年のレース内容でした。
来年にも使えるデータ
1、2着馬は前走富士ステークスで2番人気以内に支持されていた馬。3着馬は前走スワンSで1着だった馬ということで
週中のデータ予想で書いた通り
今年も前走富士S、スワンS組から馬券に絡む馬が出ました。
また2012年以降5年連続して馬券に絡んでいたディープインパクト産駒ですが
今年も3着にサングレーザーが入りましたので
これで6年連続で馬券絡んだ事になります。
なので来年も
・前走富士S、スワンS組
・ディープインパクト産駒
の2つのデータは使えますので是非覚えておくと良いと思います。・ディープインパクト産駒
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ジャパンカップ 1週前追い切り
キタサンブラック栗東CW6F80秒7-11秒9 3頭併せ
クレバーバード(2歳500万)、ブラックマイスター(3歳障害未勝利)といった
格下馬を5馬身ほど先行させる形でスタート
馬なりのまま差を縮め残り1Fで並びそのまま併入。
ゴール後に馬を促して先着しました。
VTRで動きを見る限り特に不安と感じるところは見当たらないですし
好タイムで馬体も1度使われてスッキリしている印象。
順調に来ていると思います。
サトノクラウン
美浦南W5F69秒7-13秒5 単走
時計からも分かるとおり軽い内容でサラッと流した程度。
最終追い切りで負荷を掛けて仕上げていく予定でしょう。
VTRで動きを見るとリラックスした走りで
リズム良く走れていますがアタマの位置が高く
推進力が前にいっていない走法なので評価はできません。
スイッチが入ってどういう動きになるか見てみたいので
最終追い切りを見て判断したい。
ソウルスターリング
美浦南W4F55秒4 2頭併せ
ラユロット(古馬1600万)を4馬身ほど先行させ
行きたがる素振りを見せていましたが鞍乗が手綱を引っ張ってなだめ
1馬身程の遅れでフィニッシュ。
折り合いを付けさせるための調教でしたので
遅れたことに関しては何ら問題ないでしょう。
VTRで見ても馬に活気はありましたしこの馬なりに順調に来ている様子。
レイデオロ
美浦南W5F69秒1-13秒0 3頭併せ
キングドラゴン(4歳500万)、キングオブアームズ(4歳500万)を
3馬身程先行させる形でスタート。
馬なりのまま徐々に差を詰めていき馬体を併せた後も
鞍乗の手は全く動かずそのままゴール。
VTRで動きを見ると1週前ながら馬体は締まって見え
バランスも良くストライドもしっかり伸びていて状態は良さそう。
最終追い切りでどんな動きを見せてくれるのか非常に楽しみ。
今回古馬との初対決になりますが
ダービーで2着に下したスワーヴリチャードがアルゼンチン共和国杯を勝っていますし
前走神戸新聞杯で2着に負かしたキセキが菊花賞を制していることから
3歳世代トップの実力馬であることは疑いようがないですし
古馬相手でも十分に通用するでしょう。
エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップと古馬相手のGIレースで
3歳馬が連勝していますからレイデオロもこの勢いに乗りたいところ。
その他の馬は
サウンズオブアースは栗東CWで2頭併せでしっかり先着
ステッキを入れるなどかなり負荷を掛けた追い切りでした。
ストライドもしっかり伸びており
このひと追いで変わってきそうな予感はします。
シュヴァルグランは栗東CWでの3頭併せ。
しっかり追って併入。
しっかり先着出来なかったのはマイナスですが
動き自体は問題なく順調。
ディサイファは美浦坂路で併せ馬
いつ見ても頭の位置が高く気になる走法ですが
動きに活気があって状態面は上がってきている様子。
マカヒキは栗東CWでの単走追い。
VTRで動きを見るとバランスが悪く
リズミカルに走れていないので前走天皇賞(秋)5着ですが
復調してきているとは言い難い。
海外の馬は
アイダホとイキートスのみ映像で確認しました。
いずれも白井の競馬学校での追い切りでしたが
キャンター程度の軽めの調整で評価はできない感じ。
本国でしっかり調教してきているでしょうから
1週前の動きとしてはこんなもんでしょう。
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