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重賞展望

ジャパンカップ2017、データ予想、1番人気複勝率8割、データ的にも軸馬はサブちゃんの馬

ラジャカジャです。
今日はジャパンカップ2017データ予想をしていきたいと思います。

登録メンバーを見ると
前走天皇賞(秋)を制したキタサンブラックを筆頭に
GI2勝馬のサトノクラウン、昨年のダービー馬マカヒキといった古馬の一戦級が出走。
他にもサウンズオブアース、シャケトラ、シュヴァルグランといった伏兵陣もいますが
最大の見所は今年ダービーを制したレイデオロが
キタサンブラック相手にどこまで戦えるかでしょう。

個人的にはこの2頭の一騎打ちと考えていますが
過去レースデータから
好走確率の高い馬はどの馬か?
調べていきたいと思います。

また今年も海外から参戦してきた馬が4頭いますが
今年の外国馬は買いか?消しか?についても
考察していきたいと思います。


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過去レースデータ

過去10年(2007年~2016年)で馬券に絡んだ30頭の
好走データをいくつか調べ今回のメンバーで該当する馬はいるか
探していきたいと思います。

1番人気は複勝率8割

人気別成績を調べると下記の表のようになります。
人気 着別度数
1番人気 3- 3- 2- 2/ 10
2番人気 1- 1- 2- 6/ 10
3番人気 1- 1- 0- 8/ 10
4番人気 3- 1- 0- 6/ 10
5番人気 1- 1- 0- 8/ 10
6番人気 0- 1- 3- 6/ 10
7番人気 0- 2- 0- 8/ 10
8番人気 0- 0- 1- 9/ 10
9番人気 1- 0- 0- 9/ 10
10番人気以下 0- 0- 2- 82/ 84
やはり1番人気の成績が飛びぬけて良く
勝率30%連対率60%複勝率80%という数字を見ても
信頼度は高いです。
勝つかどうかは分からないですが馬券に絡む可能性はかなり高いと言って良さそう。
また10番人気以下の馬はのべ84頭いますが馬券に絡んだのは2頭のみ。
更に8,9番人気の馬も過去10年で馬券に絡んだのはそれぞれ1頭のみということで
1番人気を軸にして2番人気~7番人気までの馬に流せば大体当たるといっていいでしょう。
今年1番人気が濃厚なのはキタサンブラックですが
データ的に馬券に絡む可能性は高そう。

4歳馬に注目

次に年齢別成績を調べると
下記の表にある通り馬券に絡んでいるのは
ほぼ3歳~5歳の馬で占められています。
3歳  2- 2- 2- 24/ 30
4歳  6- 3- 3- 41/ 53
5歳  2- 4- 3- 35/ 44
6歳  0- 1- 0- 24/ 25
7歳以上  0- 0- 2- 20/ 22

中でも4歳馬は6勝2着3回3着3回という成績で
2012年以降5年連続して馬券圏内を確保しています。
なので今年も4歳馬は注目すべきでしょう。
今年の登録メンバーで該当しているのは
シャケトラ
マカヒキ
レインボーライン
アイダホの4頭
逆に6歳、7歳以上の馬はデータ的に厳しく
過去10年で勝ち馬はゼロで連対したのも
2007年のポップロックのみ
サウンズオブアース
ワンアンドオンリー
ブームタイム
ラストインパクト
ディサイファ等はデータ的に厳しそう

前走1番人気の馬が活躍

前走の人気別成績を調べると
前走1番人気だった馬が【6,1,3,17】と言う成績。
過去10年で6勝を挙げ馬券に絡めなかったのは
2014年の1度だけ。
のべ27頭が参戦して
勝率22.2%連対率25.9%複勝率37.0%と安定した
好走率を残しているので今年も馬券に絡む可能性は高いでしょう。
今年の登録メンバーで該当しているのは
キタサンブラック
シュヴァルグラン
レイデオロの3頭

前走天皇賞(秋)出走組が活躍

前走レース名別成績を調べると
前走前走天皇賞(秋)出走組が
【6,6,7,44】と頻繁に馬券に絡んでいます。
過去10年で馬券に絡んだ30頭中19頭が該当しており
昨年こそ馬券に絡めませんでしたが
データ的にはジャパンカップに最も直結するレースと
断言していいでしょう。
今年の登録メンバーで該当しているのは
キタサンブラック
サトノクラウン
シャケトラ
ソウルスターリング
ディサイファ
マカヒキ
ヤマカツエース
レインボーライン
ワンアンドオンリーの9頭

このコース得意な種牡馬は?

過去10年の種牡馬別成績を見ると
ディープインパクトが【3,2,1,10】でトップの成績。
勝率18.8%連対率31.3%複勝率37.5%は立派な数字。
それ以外では
キングカメハメハ【1,0,2,7】
ジャングルポケット【0,2,2,11】
なども好走していますがディープインパクトほどではありません。

更に過去3年(2014年1月以降)の
東京芝2400mの種牡馬別成績を調べてみると
こちらでも最も好走しているのは
ディープインパクトで
勝率16.8%連対率26.6%複勝率37.8%という高い好走率を残しています。
今年の登録メンバーでディープ産駒の馬は
ディサイファ
マカヒキ
ラストインパクトの3頭
因みにレイデオロの父キングカメハメハは
勝率11.4%連対率20.3%複勝率24.1%と
ディープと比べると劣りますが数字自体はそれほど悪くありません。

今年の外国馬は買い?消し?

日本vs世界というコンセプトを元に行われているレースですが
ここ最近は日本馬が上位を独占している状態で
過去10年で馬券に絡んだ馬はゼロ。
掲示板に乗ったのも2頭だけという成績。
2009年にはコンデュイット(同年BCターフ勝ち馬)
2011年デインドリーム(同年凱旋門賞勝ち馬)
2012年ソレミア(同年凱旋門賞勝ち馬)
など強い馬も参戦しましたがこれらの馬も
馬券に絡むことは出来ませんでした。
輸送&日本の高速馬場に対応しきれていない
あるいは前走がピークだった
等等好走できない理由はいくつかありますが
外国馬にとっては厳しいレースと言っていいでしょう。

今回参戦してきた4頭について少し触れると
アイダホはGIでの好走はありますがGI勝ちのない馬で
今年の凱旋門賞で8着、前走カナダのGIで4着という結果。
いずれも勝ち馬から大きく離されての惨敗で
実力的にも1枚劣る印象。
A.オブライエン調教師&R.ムーア騎手ということで
外国馬の中では人気になりそうな感じもしますが
日本の馬場でどこまでやれるか疑問。

ドイツから参戦の2頭
ギニョール、イキートスはいずれもGI勝ちのある馬。
イキートスは昨年もジャパンカップに参戦しており7着でした。
重馬場に強く雨で馬場が渋れば面白いと思いますが
2走前に凱旋門賞(7着)前走で自国のGIレースを使っているので
ピークとしては下降線にあるように思います。
地力でどこまでやれるか。

ギニョールは前走のバイエルン大賞でイキートスに勝利
自国のGIを連勝してのジャパンカップ参戦で
今回参戦する外国馬の中では1番色気を持っていそう。
血統的に見ても母父モンスーンは
ソウルスターリングの母父でもあるので
案外日本の馬場にも適応できそうな下地がありそう。

最後にオーストラリアから参戦するブームタイム
2走前に自国のGIレースを制覇。
前走は3200mの長丁場メルボルンカップに出走するも15着と惨敗。
9月以降レースに使いまくっていて今回が秋6戦目。
しかも前走がこの馬的にはメイチの勝負だったハズで
自国以外でレースするのも今回が初めてなので
勝負になるかどうか疑わしい。

こうしてみると今年参戦してきた外国馬は
消しでいいと思いますが
あえて選ぶとすればギニョールくらいでしょう。

まとめ

データ的に見ても軸はキタサンブラックで疑いようがないでしょう。
相手もレイデオロが有力ですが
データ的に見ると4歳馬、前走天皇賞(秋)出走組、
ディープインパクト産駒が活躍しているので
マカヒキ、シャケトラあたりが面白そう。
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