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重賞展望

京都記念2018、データ予想、レイデオロは鉄板か?波乱を演出する馬はいるのか?

ラジャカジャです。
今日は11日(日)に京都競馬場で行われる古馬のGⅡ
京都記念2018のデータ予想をしていきたいと思います。

例年好メンバーが集う当レースですが
今年も昨年のダービー馬レイデオロを筆頭に
アルアイン、ディアドラ、モズカッチャンといったGI馬が4頭も集結。
それ以外にも前走でGI2着している
クロコスミア、クリンチャーが参戦。
他にも京都コースで重賞勝ちしているミッキーロケットなど
登録馬10頭は実に寂しい限りですが
さながらGIレースと呼んでもおかしくないくらいの顔ぶれです。

その中でも人気の中心はレイデオロになるでしょう。
昨年はダービーを制しただけでなくジャパンカップではキタサンブラックに先着するなど能力の高さは証明済み。
明け4歳になって充実期を迎え、更なる飛躍が期待できますし
競馬ファンにとってもこの馬の活躍は願うばかり。

おそらく人気的にも単勝オッズで2倍を切るくらいの支持を得そうですし
普通に考えれば「レイデオロの相手探しの一戦」と言えそう。
ただ人気通りに決まらないのが競馬ですし
現に昨年も単勝1.7倍のグリグリの1番人気に支持されたマカヒキが3着に敗れるなどしていますので
レイデオロとて軸馬として信頼できるかどうか定かではありません。

そこで過去10年の当該レースを参考に
レイデオロは鉄板と言えるのか?
それとも「波乱を演出する馬が存在するのか?」を前提に
データ予想をしていきたいと思います。

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データ予想

過去10年で馬券に絡んだ30頭の好走パターンをいくつか調べ
今回の出走予定馬の中で該当する馬はいるか?調べていきたいと思います。

1番人気は鉄板とは言い難い

人気別成績を調べると1番人気は【3,2,1,4】という成績
勝率30%連対率50%複勝率60%は1番人気としては妥当と言える数字。
ただ2015年ハープスター(単勝1.8倍で5着)、
2014年ジェンティルドンナ(単勝1.6倍で6着)というように
圧倒的な支持を得ながら馬券に絡めなかった例もあるので
1番人気だからといって安易に軸にするのも危険でしょう。

おそらくレイデオロは単勝オッズで2倍を切ってくると思いますが
過去を踏まえるとそれだけでは軸馬として鉄板とは言えないと思います。

3番人気馬に注目

人気別成績で最も活躍しているのが3番人気の馬
過去10年で【3,3,1,3】という成績で勝率・連対率・複勝率全てで
1番人気を上回っています。
現在3年連続で連対中ですし今年も馬券に絡む可能性は十分アリ。
まだオッズが発表される前なのでどの馬が3番人気になるか分かりませんが
当日3番人気の馬には注目しておいた方がいいでしょう。

逆に単勝7番人気以下の馬は過去10年で61頭いますが
馬券に絡んだのは3着が2回のみ。
つまり過去10年で馬券に絡んだ30頭中28頭は
単勝オッズで6番人気以内の馬ということ。
今年も10頭立ての少頭数のレースですから6番人気以内の馬で決まる公算が高そう。

レイデオロは鉄板か

ここからはレオデオロに焦点を絞ってデータを調べてみたい。
まず前年度のダービー馬がこのレースに出走してきたケースは
過去10年で2回ありますが
2017年マカヒキ3着
2008年ウォッカ6着と言う結果であまり良いとは言えない数字。

また前走ジャパンカップからのローテは過去10年で5頭いますが
2014年にアンコイルドが3着したのみでこれも芳しくありません。

また4歳馬が1番人気に支持されたケースは過去10年で7回ありますが
【3,0,1,3】という成績なので可もなく不可もなくといった感じです。
なので過去のデータからすると「レイデオロ軸で鉄板」とはとても言えません。

ただ今年の出走メンバーを見るとライバルとなりそうなのは皆同じ4歳馬。
年上の馬で格上と言える存在の馬はいませんので
同じ世代同士の戦いという事になればレイデオロが勝つチャンスはかなり高いと言えそう。
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波乱を演出する馬が存在するのか?

ここで言う波乱を演出する馬というのは
人気薄で馬券に絡む馬がいるかということですが
結論から先に言うと今年はいないと思います。

上の方でも書いていますが過去10年で馬券に絡んだ30頭中28頭は
単勝オッズで6番人気以内だった馬です。
7番人気以下で馬券に絡んだ2頭というのは
2009年ヴィクトリー(9番人気で3着)
2008年シルクフェイマス(11番人気で3着)ですが
この2頭ともGIで勝つか2着したことのある実績馬ですし
2000m以上の重賞レースを勝っている実績馬でした。
つまり7番人気以下の馬で馬券に絡む条件として
・GIで馬券に絡んだ事のある馬
・2000m以上の重賞レースを勝っている馬

と考えられますが
今年の登録メンバーのうち
アクションスター、ケントオー、プリメラアスールの3頭は該当しないので
完全に消しでいいでしょう。

それ以外でとなると前走菊花賞2着のクリンチャー
昨年の日経新春杯を制しているミッキーロケットあたりが候補となりますが
2頭ともそれなりに人気しそうなので
馬券に絡んだとしても大した配当はつかないと思います。

まとめ

データ的には好走パターンに合致する部分が少ないものの
相手関係を考えるとレイデオロを軸にして買うのが妥当かなと思います。

ただ人気薄の馬が馬券に絡むという意味での波乱は無いと思いますが
レイデオロが負けるという意味での波乱ならあると思います。
レイデオロ陣営にとってはこのレースはGIレースに向けての叩き台ですから
当然仕上がりも7~8割程度で来るでしょう。
最後の直線は地力で伸びてくると思いますが前にいる馬を捕らえきれず2着と言うシーンはあると思います。
そういう意味で注目してみたいのがクロコスミア。
前走のエリザベス女王杯は直線で一度は完全に抜け出して「勝ったか」と思いましたが
ゴール前でモズカッチャンの強襲に合いクビ差の2着と敗れました。
その時は斤量56kgでしたが今回は54kgで出走できますし
少頭数でペースも緩くなりそうなので
単騎のマイペース逃げが望めるクロコスミアの逃げ切りという可能性も十分あると思います。
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