ラジャカジャの逆噴射ブログ2

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レース回顧 重賞展望

「レース回顧」セントライト記念2018、「レース展望」神戸新聞杯2018

2018/09/20

ラジャカジャです。
今日は今週行われる神戸新聞杯2018のレース展望
昨日行われたセントライト記念2018のレース回顧をしていきたいと思います。
その前に昨日のブログ予想の結果ですが3戦2勝でした。

中山11R セントライト記念
三連複 5460円的中!(6点予想)

「今日の鉄板馬」
中山10R 浦安特別
単勝 670円的中!(1点予想)
馬連 4830円的中!(5点予想)
三連複 2万340円的中!(9点予想)
(予想を参考にされた方おめでとうございます。)

セントライト記念のレース回顧はこの後やりますが
グレイルはあの競馬でよく3着まで差してきたなという感じ。
スタートで他馬にぶつけられて後方からの競馬でしたし
直線も進路塞がれ外に馬を持ち出してからの追い出しだったので
かなりスムーズさを欠いた競馬でしたが
馬がよく頑張りましたね。

それから「今日の鉄板馬」で推した中山10Rのキタサンガンバは
直線しぶとく伸びて来て最後はダイワスキャンプとの際どい争いとなりましたが
ハナ差凌いで勝利!
単勝&馬連&三連複のトリプル的中!
配当も馬連48倍、三連複203倍と思った以上についてくれました。
(毎週これくらいの配当を当てられたら良いんですけどねぇ~)
日曜日のローズSも的中できましたし
先週はまずまず良い結果でした。
今週もしっかり予想して馬券的中を目指したいと思います。

【オススメの本】
殴る騎手
~JRAジョッキーたちの裏舞台
東邦出版

著者:森田駿輔

ひさびさにオススメの競馬本のご紹介。
発売当時は結構注目を浴びていた印象のある同著書ですが
調べてみると発行からもう16年も経っているんですね。

ベテラン厩務員である著者が自らの体験を元に
現役騎手の素の姿(裏の顔)を書き記した本

もう16年も昔の本なので登場する騎手も
藤田伸二、安藤勝巳、河内洋など現役を退いた元騎手の話が多いですが
数々の逸話が書かれていて非情に興味深い。
なかでもGIレースで自分の馬の前を走る馬の騎手に向かって
「どけどけ!どかんと殺すぞ」と叫んだ藤田元騎手は別格。

他にもペリエ騎手が日本に来て最初に覚えた日本語が「おい!」だとか
レース前に逃げ馬に騎乗したS騎手が他の逃げ馬に騎乗する騎手に
「俺が逃げるんだから、わかっとるやろうな?」と脅迫とも取れるような話があったりだとか
(流石に騎手名はイニシャルで表示されていますが)
結構えげつない話なども書かれています。

競馬予想本ではないので読んでも馬券の参考にはなりませんが
競馬ファンが読む読み物としては非情に面白い作品と思います。

「レース回顧」
セントライト記念2018

レイデオロの全弟で3戦3勝のレイエンダが
単勝オッズ1.9倍と人気を集めましたが
勝ったのは皐月賞3着馬ジェネラーレウーノでした。

タニノフランケルが大逃げを打って一時後続に10馬身以上の差をつけて逃げていましたが
これは明らかに暴走と言える類のもの。
実質逃げていたのは2番手にいたジェネラーレウーノで
こちらはしっかり折り合いをつけて走れていました。
ただタニノフランケルがあまりに大逃げを打っていたので
4コーナー手前から促して前を捕まえに行っているので
ジェネラーレウーノも決して楽な競馬ではなかったと思います。
それでも直線ではしぶとく脚を伸ばしてレイエンダの追撃を交わしてゴール。
中山適性の高さとスタミナの豊富さを見せつけての勝利でした。

2着には1番人気レイエンダ入りましたが
レースぶりは悪くなかったと思います。
展開も前で競馬していた馬が早めに動いてくれたので
差し馬向きの流れになっていましたし
直線は前がバラけて楽に進路を確保して追い出せました。
またブレステイキングと併せ馬のような形になったので
馬の勝負根性を引き出しやすい展開になったのも好都合でした。
それだけにジェネラーレウーノを交わせなかったのは
実力以外何でもなく単純にジェネラーレウーノの方が強かったと言うべきでしょう。
(入線後にルメール騎手が田辺騎手に握手を求めにいったのは
素直に負けを認めたからだと思います。)
この一戦で決め付けるのは早計かもしれませんが
実力的には兄レイデオロより大分劣る印象です。

むしろ3着に来たグレイルはかなりスムーズさを欠いていましたので
見直す手はあるでしょう。
今回も上がり3Fの時計はメンバー最速でしたから
コーナーが4つある右回りのコースはこの馬に合っていますね。

ブレステイキングは直線で良い脚を使って伸びてきましたが
レイエンダとの叩き合いに負けて脚が上がった所を
グレイルにハナ差交されて4着
ただ休み明けでここまで走れば次走巻き返して来る可能性は多いにあると思います。
この上位4頭は次走も注目してみたい。
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「レース展望」
神戸新聞杯2018

昨日行われたセントライト記念と同じ菊花賞トライアルレースですが
過去10年菊花賞で1着~3着に入った馬30頭のうち
実に19頭が神戸新聞杯を経由した馬なので
菊花賞に直結するレースとして最も重視すべきレースです。

それだけに毎年有力馬が参戦してきますが
今年もなかなかのメンバーが揃いました。
ダービー馬ワグネリアンを筆頭に
皐月賞馬エポカドーロ
前走ラジオNIKKEI賞を制したメイショウテッコンに
ダービー4着のエポカドーロ
昨年のGIホープフルSを制したタイムフライヤー
青葉賞を制したゴーフォザサミットに
京都新聞杯を勝っているステイフーリッシュなど
11頭と登録馬は少ないですが
かなりの強力なメンツが揃いました。

注目は何と言ってもダービー馬ワグネリアンでしょう。
過去10年でダービー馬がこのレースに出走してきた例は5回ありますが
2008年ディープスカイ 1着
2010年エイシンフラッシュ 2着
2011年オルフェーヴル 1着
2014年ワンアンドオンリー 1着
2017年レイデオロ 1着

と全て2着以内に絡んでいます。

人気別成績でも1番人気は過去10年で9勝2着2回とパーフェクトに近いですから
当日ワグネリアンが1番人気に支持されたなら
素直に相手探しのレースと考えて良さそうです。

対抗もあの馬で堅そう

相手探しのレースといっても
対抗馬も皐月賞馬エポカドーロが最有力でこの2頭で決まる公算はかなり高いように感じます。
皐月賞では7番人気という低評価でしたが2着以下に2馬身以上の差をつけての快勝。
続くダービーでは逃げの手に出て直線でワグネリアンに差されたものの
1/2馬身差の2着に粘りました。
この2レースを見ても今年の3歳のトップレベルなのは疑いないですし
今回もワグネリアンより前で競馬してどこまで粘れるか?という展開になると思います。
順当にこの2頭で決まる可能性が高そうですが
そうなると配当的には何も面白みのないレースになってしまいますね。

ワグネリアンに懸念材料アリ

ただここに来てワグネリアンにひとつの懸念材料が出てきました。
鞍乗の福永騎手が先週のレースで落馬し
頭蓋骨骨折と気脳症を患っていることです。
頭蓋骨骨折というとかなりマズイ状態にも感じますが
程度としては軽め(落馬後も福永騎手はレースに騎乗してました)なので
CT検査で問題なければ今週の競馬に騎乗できるらしいです。
それでも万全の出来で騎乗できるとは思えませんし
大事を取って騎手乗り替わりというケースもなくはないでしょう。
そうなってくるとテン乗りで誰かが乗らなくてはならなくなり
不安要素として見過ごせなくなります。

ダート変わりの2頭に注目

穴っぽいところで言えばこれまでダートを主戦としていた
ハーベストムーンとビッグスモーキーが今回芝を使ってきますがこれは案外面白いと思います。

ビッグスモーキーは前走レパードS3着、兵庫CS2着と
ダート路線で活躍している馬。
このままダート重賞に挑んでいけば重賞制覇の可能性もあると思いますが
今回の芝挑戦にはどんな意図があるのでしょう。
(ただこの馬は過去に芝のレースを使って惨敗しているので期待値としては低そう)
むしろ面白いのはダート重賞で惨敗しているハーベストムーンの方でしょう。
兄弟に芝で3勝しているヴェラヴァルスターがいるので芝適正はありそうですし
マンハッタンカフェ産駒ですから2400mの距離延長も問題ないと思います。
こういう馬が馬券に絡んでくれると配当的にも妙味がでてくるのですが・・・

さすがにこのレースは波乱の可能性は低そうですが
人気サイドの馬券は買いたくないので
追い切りの動きやオッズなどを見た上で穴馬を見つけて買ってみたいと思います。
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