オールカマー2016、出走予定、マリアライト、ゴールドアクターの2強に割って入る馬は?
ラジャカジャです。
今日は今週日曜日に行われる古馬の中距離戦
オールカマー2016を考えていきたいと思います。
毎年秋のGIレースに向けての重要なステップレースとして考えられ
昨年もこのレースを制したショウナンパンドラがジャパンカップを制しましたし、
5着だったマリアライトもエリザベス女王杯を制しています。
今年のメンバーで言えば昨年の有馬記念を制したゴールドアクターと
前走でドゥラメンテを負かしてあっと驚く勝利を手にしたマリアライトの2頭が出走してきましたので
ほぼこの2頭の競馬になると思われますが、
この2頭の力関係とこの2頭に割って入って来そうな馬はいないか?
を中心に考えていきたいと思います。
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出走予定馬
出走予定馬(登録馬)は12頭で馬名と斤量、騎乗予定騎手は以下の通り。頭数12頭というのはちょっと寂しいですし、
頭数が少ないとそれだけ波乱が起こる確率も下がりますので
配当的な妙味も薄くなってしまいます。
予想オッズ
続いて予想オッズのほうですがこちらはいつもの通りnetkeiba.comから拝借しますと人気上位馬とオッズは以下のようになっています。
マリアライト 2.2倍
ゴールドアクター 2.2倍
サトノノブレス 6.9倍
カレンミロティック13.5倍
ツクバアズマオー 14.7倍
クリールカイザー 19.7倍
ワンアンドオンリー23.0倍
マリアライトとゴールドアクターが完全に同じオッズで並んでいます。ゴールドアクター 2.2倍
サトノノブレス 6.9倍
カレンミロティック13.5倍
ツクバアズマオー 14.7倍
クリールカイザー 19.7倍
ワンアンドオンリー23.0倍
予想オッズの段階でここまで競っているのは珍しいですが
それだけ多くの人が力が拮抗していると考えているのでしょう。
2強の力関係は?
この2頭は過去2度対戦していますが2度ともゴールドアクターが勝利しています。1度目は昨年の有馬記念で直線で先頭に並びかけたマリアライトを
ゴールドアクターがゴール前の坂で捕らえて一気に差しきったというレースでした。
2度目は今年の日経賞で共に前走有馬記念からの休み明けのレースでしたが
この時はゴールドアクターが早めに先頭に並びかけるとサウンズオブアースとの激しい叩き合いを制して勝利。
マリアライトは3着まで押し上げるものの勝ち負けには加われませんでした。
特に日経賞の時はゴールドアクターは斤量58kgを背負いながらの勝利でこの時マリアライトは斤量55kg。
今回の斤量はゴールドアクター58kg、マリアライト56kgとなるので
2頭の比較で見たらゴールドアクターが有利といっていいでしょう。
ただゴールドアクターは前走春・天皇賞で11着と惨敗を喫しています。
距離が長かったと言えばそれまでですがそれまで破竹の5連勝をしていた馬からすれば
負けたショックと身体的ダメージがありますからその影響を引きずっていないか?が気になります。
対してマリアライトは前走でドゥラメンテ、キタサンブラック、ラブリーデイといった
名立たる牡馬の強豪を蹴散らしての勝利ですから相当自信になったでしょう。
ただゴールドアクターを負かさない限り「古馬の頂点に立った」とは言えないですから
ここはGIのステップレースとはいえ是非とも勝ちたいレースでしょう。
個人的な考えではゴールドアクターの状態がいつも通りならば勝つのはゴールドアクターでしょう。
休み明けも問題ないタイプですし今年の春・天皇賞は本当にスタミナのある馬でないと上位争いできないレースでしたから
この大敗もある意味仕方ない事だったと思います。
今回は過去3勝を挙げている得意の中山コースですし斤量58kgも1度勝っていますから、
ここを勝って秋に向けて再始動といきたいところでしょう。
ただマリアライトとってプラスとなりそうなのが馬場。
この馬は馬場がやや重の馬場以上だった時は5戦して4勝3着1回と馬場が悪い時ほど結果を出しています。
思えば今年の宝塚記念も昨年のエリザベス女王杯も共に荒れた馬場でした。
天気予報を見ても今週はずっと雨予報で日曜日の中山の馬場は少なくとも良馬場ということはないでしょうから
馬場を見方につけてゴールドアクターを負かすシーンも十分ありそう。
いずれにしてもこの2頭は甲乙つけがたいです。
2頭に割って入る馬は?
この強力な2頭に割って入る馬となると実績的にはGIを勝っているワンアンドオンリー、GIで好走しているカレンミロティック
今年重賞2勝を挙げているサトノノブレスあたりかなと思いますが
どれも3着ならば十分ありそうですが2頭に割ってはいるだけの力はどうかなと思います。
ワンアンドオンリーは確かに日本ダービーを勝ちましたがその後の戦績を見てもわかる通り
GIで通用するレベルにはありません。
今回はGⅡで頭数も少ないですから3着くらいならあるかもしれませんが過度な期待が持てる馬ではありません。
カレンミロティックは春・天皇賞こそ2着と活躍しましたがそれ以外では惨敗を喫しており
長距離レースでこそ力を発揮するタイプなのでここは正直いって厳しいでしょう。
サトノノブレスも相手なりに走るタイプ(格下の馬にはしっかり勝つが強い馬には確実に負ける)なので
2着というより3着という感じがすごく強くします。
となると割って入ってくる馬はいないのか?という事になりそうですが
1頭だけ可能性を秘めているのがこの馬かなと思います。
(馬名はCの欄)

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デビューしてからは1600m~1800mを中心に使われてきましたが
2000m以上のレースを使い出してからは成績が安定してきました。
まだ重賞実績がない分、格下感は否めませんが
中山コースに適性があり追って味のあるタイプ。
中山2220mも勝っていますし最後の坂で人気2頭に肉薄して
あわよくば2着というシーンもあるかもしれません。
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