スプリンターズステークス2016、ビッグアーサー以外で勝つ馬とは?高配当の予感
ラジャカジャです。
昨日に引き続きスプリンターズステークス2016の考察をしていきたいと思います。
昨日はビッグアーサーが勝つ可能性について考えて見ましたが
今日はそれ以外の馬の勝つ可能性について考えて見たいと思います。
過去10年のレースデータを参考に各陣営の勝負気配なども察しながら
ビッグアーサー以外で勝つ馬はどれか?を考えてみたいと思います。
過去10年のレースデータ
過去10年の勝ち馬を見てみると1番人気が4勝でトップ。
次いで2番人気~3番人気が3勝、6番人気1勝、10番人気1勝、13番人気1勝となっています。
1番人気が勝率4割なので1番人気が濃厚なビッグアーサーには心強いデータ。
2、3番人気に支持されそうなミッキーアイル、シルクディレクターも過去の人気別データからすれば
勝つ可能性は十分あるといっていいでしょう。
二桁人気でかった馬はある意味特殊なケースと言っていいでしょう。
・2010年10番人気で勝ったウルトラファンタジーは外国馬で実力が未知だった馬。
GIで好走していたが前走大敗したことで注目度は低かった。
・2014年13番人気で勝ったスノードラゴンは新潟開催で条件が違いました。
今回は通常通り中山開催ですし出走馬は全て日本馬なので勝つのは人気上位馬の中から出る可能性が高そう。
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前走のレースに注目
前走がセントウルステークス、キーンランドカップ、北九州記念を使った馬が過去10年で9勝しています。唯一例外だったのは2010年のウルトラファンタジーですが
この馬は外国馬で前走は香港のレースを使っていた馬でした。
前述したとおり今年は外国からの参戦馬はいませんので
前走で上記の3レースに出走していた馬が今年も勝つと考えていいでしょう。
今年の出走メンバーでこの3レースに該当している馬は
今年のスプリンターズSの勝ち馬はおそらくこの中にいるでしょう。
次にスプリンターズSを勝った9頭のそれまでの臨戦過程や戦績について調べてみると
面白いことが分かりました。
①過去にGIレース(1200m~1600m)で3着までに来た実績があり、
前走必ず負けている。
②今回がGI初挑戦も前走で上記の3レースのどれかで勝っている馬
この二つのパターンにはまっている馬しか勝利していないということが分かりました。前走必ず負けている。
②今回がGI初挑戦も前走で上記の3レースのどれかで勝っている馬
今回これに当てはまるのは
スノードラゴン
レッツゴードンキの2頭
共にGIを勝ったことのある馬で前走はそれぞれセントウルS、キーンランドカップで負けていますので
①に該当しています。
スノードラゴンは2014年の勝ち馬で1年以上休養したのち
今年に入ってレース復帰してきました。
復帰初戦のオーシャンSでいきなり3着するなど地力の高さを発揮しましたし
前走のセントウルステークスでも積極的に前で競馬するなど見せ場も作っていましたので
8歳馬ですが衰えた印象は全くありません。
ここを勝って本当の意味での復活を遂げるというドラマチックなシーンがあるかもしれません。
レッツゴードンキは昨年の桜花賞を5馬身差をつけて勝ちましたがその後低迷。
今年に入って1200m戦に矛先を向け函館スプリントS、キーランドSと続けて3着と好走。
レースぶりも以前の逃げ・先行タイプから好位で溜める差し馬タイプに変化しつつあり、
前残りが顕著な北海道の洋芝コースで差してきての3着というのは着順以上に価値があると思います。
考えてみれば春の高松宮記念は8着でしたが後方からの差しに徹してここから追い出そうというところで
アルビアーノに進路を塞がれ全く追えずのレースでした。
(このレースでアルビアーノに騎乗したルメール騎手は過怠金3万円を支払っている)
中山コーススタートしてからすぐ下り坂になるのでハイペースになりやすいコース。
それでいて最後は急激な上り坂があるので差し馬向きのコースとも言えます。
最後のゴール前でこの馬が差してきてアッと言わせるシーンも十分考えられると思います。
両馬とも人気的にはおそらく9番人気、10番人気といったところでしょうから
この馬のどちらかが勝てばビッグアーサーが来ても高配当は間違いないでしょう。
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