ラジャカジャの逆噴射ブログ2

予想を中心とした競馬情報サイトを目指します。

重賞展望

京都大賞典2016、出走予定、キタサンブラックで鉄板か?負かすとすればどんな馬?

ラジャカジャです。
10日(月)に行われる古馬のGⅡ京都大賞典2016を考察していきたいと思います。
注目はなんといってもキタサンブラックでしょう。
春・天皇賞では直線でカレンミロティックに1度は交わされながら、
ゴール前で差し返してハナ差先着というまるでドラマでも見ているかのような
劇的な勝利でした。
宝塚記念でも自分のペースで逃げて3着と見せ場を作りました。
今回はGI前のステップレースですから目一杯仕上げる事はないでしょうが
この馬を中心にレースが進むのは間違いないでしょう。
ただ先週のスプリンターズステークスでビッグアーサーが大敗を喫したように
何があるのか分からないのが競馬です。
なので本当に「キタサンブラックで鉄板か?
この強いキタサンを「負かすとすればどの馬か?」というのをメインに考察していきたいと思います。
004
スポンサードリンク

出走予定馬

例年出走頭数が少ないこのレースですが今年も登録してきたのは10頭と少ないです。
馬名と斤量、騎乗予定騎手は以下のとおりです。
京都大賞典2016出走予定馬アクションスター 56.0 北村友一
アドマイヤデウス 56.0 岩田康誠
キタサンブラック 58.0 武豊
サウンズオブアース56.0 M.デムーロ
タマモベストプレイ56.0 藤岡康太
ヒットザターゲット56.0 小牧太
ファタモルガーナ 56.0 浜中俊
ヤマカツライデン 56.0 池添謙一
ラストインパクト 56.0 川田将雅
ラブリーデイ 58.0 C.ルメール

馬の実績と騎手の顔ぶれで考えたら
キタサンブラック、サウンズオブアース、ラブリーデイの3頭で決まっちゃいそうですが・・・
夏の上がり馬でヤマカツライデンがいるくらいで新味に欠けるメンバー構成なので
実力馬の仕上がり具合を見る程度のレースと考えても良さそう。

予想オッズ

続いて予想オッズですがこちらは毎度ながらnetkeiba.comから拝借しますと
人気上位馬と予想オッズは以下のようになっています。
キタサンブラック 1.9倍
サウンズオブアース3.7倍
ラブリーデイ 4.0倍
ラストインパクト 8.2倍
アドマイヤデウス 16.4倍
ヤマカツライデン 18.3倍
ヒットザターゲット25.6倍
これまでデビューして11戦。1番人気に支持されたことは1度もなかったキタサンブラックですが
ついに1番人気に支持される時が来たようです。
まあこのメンバーと頭数で考えれば当然でしょうし1.9倍という予想オッズも妥当だと思います。
これに追随するのがサウンズオブアースとラブリーデイでオッズ的には「3強」といっていいでしょう。
まあ3強という時ほど3頭で決まらないケースが多いですが。

キタサンブラックで鉄板か?

実績で考えてもこの馬が1番ですしライバルとなりそうな2頭との対戦比較でも
サウンズオブアース 1勝1敗
ラブリーデイ 3勝
となっているので負けるとすればサウンズオブアースか。
ただサウンズオブアースもムラッ気があるのでアテにしにくい部分があります。
京都コースは2戦2勝ですからそこは問題ないと思いますが
距離2400mは唯一惨敗した日本ダービーと被るので嫌な印象があります。
開幕週の馬場なので当然逃げ・先行馬が有利ですし開幕前に
芝馬場のクッション性確保のためエアレーション作業及びシャタリング作業を実施したと
JRAのHPにあります。
エアレーション作業・・・地面に穴を開け空気を送り込む作業
シャタリング作業・・・回転する刃で切り込みを入れ土壌をほぐす作業

また中間日に散水を実施するともあるので開幕週だからと言って速い時計が出る馬場でもなさそうです。
重馬場だった宝塚記念でも3着に粘っているので問題ないでしょうし、
切れで勝負する馬はむしろマイナスに働くような気がするので
キタサンブラックにとっては味方となるかもしれません。
ただデータ的にはこのレース1番人気は過去10年で2勝2着2回3着1回と好走率はあまり高くありませんし、
逃げた馬は過去10年で1頭も馬券に絡んでいません
まあ1番人気の馬が逃げたケースはないのでこのデータ自体あまりアテに出来ないかもしれませんが・・・

負かすとすればどんな馬?

筆頭は前述したサウンズオブアースでしょう。
キタサンとは1勝1敗ですし昨年の有馬記念でも2着していますので
十分GI級のレベルにある馬だと思います。
ただ後方で脚を溜めて末脚を伸ばすというやり方だと差し届かずという競馬になりそうなので
ある程度前目につけて競馬する必要がありそう。
ラブリーデイは対キタサンブラックでは3戦全敗と分が悪いですが
先行力があるのでサウンズオブアースよりはキタサンを捕らえやすい位置で競馬できるので
その辺はサウンズオブアースよりは有利でしょう。
今年はイマイチ活躍できていませんが実力があるのは間違いないですし
まだそこまで力が落ちているとも感じませんのでこの馬も逆転できる可能性は十分あります。
そのほかでは京都コースの適性が高いアドマイヤデウスがいますが
イマイチ伸び悩んでいる印象ですがGⅡに限ってみれば4戦して2勝3着2回と馬券圏外がありませんので
アタマはないにしても3強の一角崩しならあるかも。
そのほかではラストインパクト
昨年のジャパンカップではムーア騎手の好騎乗もありますがショウナンパンドラにクビ差の2着と惜しい競馬。
今年もドバイシーマクラシックでポストポンド、ドゥラメンテに次ぐ3着と好走。
2年前のこのレースを制してもいますので2400mという距離で考えたらこの馬が1番適性があるように感じます。
ラブリーデイやサウンズオブアースに先着した実績もありますしキタサンの出来次第では
この馬がアタマまであっても驚けないと思います。

まとめ

馬券になりそうなのは上記に挙げた馬たちだけと思っています。
買い方としてはやはりキタサンブラック軸で買いたいと思いますが
3強で決まってしまっては面白くないので
その馬券だけは買わないようにしたいと思います。
スポンサードリンク

-重賞展望