京都記念2017、出走予定馬とデータ予想、「3強」に割って入る馬は意外性のあるあの馬
ラジャカジャです。
今日は今週の日曜・京都で行われる芝の中距離戦
京都記念2017を見ていきたいと思います。
出走予定馬、過去レースデータなどからデータ的に押せる馬はどれか?
見ていきたいと思います。
それと本日佐賀競馬場で行なわれる交流重賞
佐賀記念の予想もしてみたいと思います。
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目次
出走予定馬過去レースデータ
まとめ
佐賀記念2017予想
出走予定馬
登録してきたのは11頭過去10年の平均出走頭数が12.5頭と元々頭数の揃わないレースですが
今年も少頭数の競馬となりそう。
出走予定馬の馬名と斤量、騎乗予定騎手は以下のとおり
注目度NO.1はマカヒキでしょう。
昨年の日本ダービーでサトノダイヤモンドをハナ差退けて1着。
その後は凱旋門賞に挑戦するためフランスに遠征。
前哨戦ニエル賞を勝って万全の状態で挑みましたが結果は14着と惨敗。
世界の厚い壁に跳ね返された形となりました。
今回はそれ以来のレースとなりますが状態面でどうなのか?が1番気になるところ。
追い切りの動き等で調子の良し悪しはある程度わかりますが実際は走ってみないと分からないです。
普通に考えれば今回は大阪杯に向けての叩き台でしょうから
7割~8割程度の仕上げで来ると思います。
ただ今回はわざわざムーア騎手を招聘しての騎乗ですから
陣営としても負ける競馬はしたくないと考えているのかも。
メンバー的に見れば馬券圏内は確実と思いますが軸馬としては買いにくい感じ。
逆に軸馬として最も計算ができるのがミッキーロケット
前走の日経新春杯は直線で一旦はシャケトラに交わされるものの差し返しての勝利。
菊花賞以来のレースで状態がどうかと思いましたが
予想以上のパフォーマンスを見せてくれましたし叩いた上積みを考えると
ここはマカヒキ相手でも十分勝ち負けになるでしょう。
また昨年の勝ち馬サトノクラウンも気になる一頭。
昨年は重馬場適正の差もあって楽勝という感じでしたが
暮れの香港ヴァースでは格上のハイランドリールを鮮やかに差し切って勝利を挙げるなど
ここに来て勢いが増してきている印象。
おそらく人気的には上位の3頭が抜けた存在となるでしょう。
過去レースデータ
実力的には上記に挙げた「3強」ですんなり決まってもおかしくないですがそこは人気通りに決まらないのが競馬です。
過去10年(2007年~2015年)のレースデータから好走率の高いデータを抜き出し
データ的に馬券に絡む確率の高い馬を探してみたいと思います。
・人気上位で決まる堅いレースだが・・・
人気別成績を調べてみると1番人気は3勝2着3回の成績。
馬券に絡んでいないのは2013年以降で今のところ4年連続で馬券圏外。
しかも馬券に絡めなかった4頭は
2013年ジャスタウェイ
2014年ジェンティルドンナ
2015年ハープスター
2016年レーヴミストラル
と名立たる名馬ばかり。
おそらく今年の1番人気はマカヒキだと思いますが
この嫌な流れを断ち切ることができるでしょうか。
それ以外の人気別データを調べると
過去10年連対した20頭は全て単勝6番人気以内の馬で
馬券に絡んだ馬も30頭のうち28頭は6番人気以内の馬でした。
つまり1番人気が馬券圏外に落ちても人気上位馬の組み合わせで決まるケースがほとんど。
穴馬から狙うといっても5,6番人気あたりの馬から選ぶべきでしょう。
・7歳以上の馬は割引き
年齢別成績を調べると連対しているのは全て4歳~6歳までの馬
3着以内まで見ても30頭中19頭は4歳馬~6歳馬。
7歳以上の馬は28頭が参戦して3着が1回のみと厳しい結果が出ています。
年齢 | 着別度数 |
---|---|
4歳 | 5- 3- 1- 24/ 33 |
5歳 | 4- 1- 6- 22/ 33 |
6歳 | 1- 6- 2- 22/ 31 |
7歳以上 | 0- 0- 1- 27/ 28 |
データ的に馬券圏内は厳しい感じがします。
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・逃げ先行馬有利
脚質及び4コーナーでの位置取り別の成績を調べますと
最終コーナーで先頭を走っていた馬が2勝2着1回3着3回の成績で
同じく最終コーナーで先頭から5番手以内にいた馬が8勝2着5回3着7回の成績なので
基本的に前で競馬した方が有利です。
逃げ馬は過去10年で4頭が3着以内に入っていますし
過去10年で7番人気以下の馬で馬券に絡んだ2頭はいずれも逃げた馬でした。
今回のメンバーで逃げ馬はヤマカツライデン、スマートレイアーあたり。
なので3強に割って入るとしたらこの2頭のどちらかかもしれません。
まとめ
実力的にも実績的にも人気上位3頭はかなり強いと思います。なので勝つのはこの3頭のうちのどれかでしょうが2着3着にならば他の馬が割って入ってきてもおかしくないように思います。
候補としてはやはり前に行く馬でしょうか。
ヤマカツライデンは何が何でも逃げるというタイプですからここでも逃げるでしょう。
重賞での好走歴はありませんが楽にマイペースで逃げられれば3着くらいなら残るかもしれません。
スマートレイアーも前々で競馬できますし前走の感じなら距離は問題なさそう。
GIでは通用しませんがGⅡ、GⅢでは好走率が高いので牡馬相手のここでも面白い存在と思う。
ただ2頭ともある程度力量が見えているので新味に乏しい感じ。
そう考えると今回距離延長で新味が出そうなガリバルディが穴馬として1番魅力を感じます。
前走の京都金杯では見せ場なく13着と大敗しましたが
昨年のマイルチャンピオンシップでは7着と負けましたが上がり3Fはメンバー最速の時計を出すなど
ハマッたときの切れ味はここでも十分通用すると思います。
昨年はマイル重賞中京記念を制しましたがそれ以降は伸び悩み。
ついに陣営はマイルから距離延長に舵を切りましたが
3歳時には京都新聞杯(距離2200m)で3着した過去もありますから
この距離延長は吉と出そうな予感がします。
鞍乗も乗りなれた福永騎手(※川田騎手に乗り替わりとなりました)に戻ったのはプラスだと思います。
人気の3頭で決まる馬券は1円も買うつもりないので
今のところはガリバルディ軸で人気3頭にぶつける感じの馬券を買ってみようかなと考えています。
佐賀記念2017予想
11頭立てのレースでJRAからは4頭が参戦。このレースが中央・地方の交流戦となったのは1995年からで
それ以降の勝ち馬をみるとJRA17勝、笠松2勝、兵庫1勝、佐賀1勝で
圧倒的にJRA所属の馬が有利。
2着3着馬も過去10年(2007年~2015年)は全てJRA勢が独占しています。
今回は2走前に名古屋グランプリで3着したカツゲキキトキトがいますが
勝つのはJRAの馬でしょう。
実績的に見れば昨年のこのレースの勝ち馬ストロングサウザーが有力ですが
狙ってみたいのはロンドンタウン
1600万を勝った身で重賞では好走した実績がありませんが
今回出走するJRAのメンバーは一長一短のある馬ばかりですので
この馬が勝つシーンがあっても不思議ないと思います。
前走の東海Sにしてもなかなか見所のあるレースでした。
道中は中段よりやや後ろの位置で競馬していましたが
勝負ところの4コーナーで後方に置かれてしまい
直線を向いた時は後ろから3番手の位置。
大外に出して必死に追うも前との差が詰まらず勝ち馬から0.4差の7着と敗れましたが
残り200mを過ぎたところからエンジンに火がついたように伸びて来ていましたし
最終コーナーでもうすこし前に取りつけられればあるいは3着争いに加われたかもしれません。
2000mは今回初めてとなりますが前走の競馬ぶりからすれば
距離延長は問題なさそうですし中山、京都、小倉でそれぞれ勝っているように
左回りよりも右回りの方が成績が良いので右回りコースの佐賀競馬場は歓迎でしょう。
そして何よりも鞍乗に川田騎手が騎乗するのがミソでしょう。
川田騎手といえば佐賀県出身で曾祖父、祖父、父はいずれも佐賀競馬で調教師、騎手をやっていた競馬一族の出。
当然自身も佐賀競馬場は幼少期から慣れ親しんだ場所ですし当日は家族も見に来るでしょう。
先週落馬からレース復帰したものの勝利を挙げることができず
まだ体調も万全でないのか乗鞍も制限している状態。
そんな中このレースに乗ってくるという事は
単なる里帰りという意味ではなくこのレースを勝って「自分は大丈夫」と競馬関係者や家族にアピールする狙いもあるんだと思います。
意地でも勝ちに来ると見て本命はこの馬にします。
相手は他のJRAの馬とカツゲキ
買い目
馬単1着流し
6-2,3,7,9(4点)
三連単1着流し
6-2,3,7,9(12点)
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